goo blog サービス終了のお知らせ 

日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

乗り遅れ税理士は顧客の役に立たず!?

2013-01-25 | 良い税理士・悪い税理士
大挙して顧問先の移動が始まるかもしれません。
平成25年度税制改正大綱が発表されて
「しまった!」と思った税理士さんも多いのではないでしょうか?

昨年8月に施行された中小企業経営力強化支援法で
私たち税理士を中心に
中小企業の経営力強化を支援する認定機関になることが推進されてきました。
既に3000を超える期間がその支援機関に認定され
来週末には第3弾の認定機関の発表がされます。

その支援機関の認定を受けていない税理士さんには大きな欠陥ができてしまいます。
中小企業の経営改善に向けた設備投資は、認定機関の支援を受けていなければ
特別償却や税額控除ができないという規定が盛り込まれているのです。

以下は法人税改正点の抜粋です。

(3)商業・サービス業及び農林水産業を営む中小企業等の経営改善に向けた設備
投資を促進するための税制措置の創設
青色申告書を提出する中小企業等で経営改善に関する指導及び助言を受けた
ものが、平成25 年4月1日から平成27 年3月31 日までの間に、その指導及
び助言を受けて行う店舗の改修等に伴い器具備品及び建物附属設備の取得等を
して指定事業の用に供した場合には、その取得価額の30%の特別償却とその
取得価額の7%の税額控除との選択適用ができることとする。ただし、税額控
除における控除税額は当期の法人税額の20%を限度とし、控除限度超過額は
1年間の繰越しができる(所得税についても同様とする。)。
(注1)経営改善に関する指導及び助言とは、商工会議所、認定経営革新等支援
機関等による法人の経営改善及びこれに必要な設備投資等に係る指導及び
助言をいう。


やる気のない(失礼)税理士さま
どうぞ没落して行ってくださいませ。
中小企業は私たちやる気のある税理士がしっかりサポートさせていただきます。

安心して油を売っていてくださいませ。
何が何でも中小企業の為になるよう自らを律して参ります。



2012.01.25 究極! プレッシャー回避術
2011.01.25 トイレの貧乏神様
2010.01.25 紛らわしいなぁ~
2009.01.25 工夫を終わらせない
2008.01.25 スタグフレーション
2007.01.25 脱借金生活
2006.01.25 不正! いけない料金二重取り!



25年度税制改正にもしっかり対応
税理士法人 泉が丘会計センター






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

究極の選択? 税務調査と書面添付

2013-01-12 | 良い税理士・悪い税理士
ある会合でのこと
税務調査の話に及びました。
信じられないことに年間十数件の税務調査があるとの話が有りました。
税理士が申告書に添付する申告内容の証明書「書面添付」をすれば
極端にその数が少なくなることを知っている私としては
不思議な世界の話でした。

その会合の中ではある税理士さんは
答えから逆算する決算書を作っているとも…

本当にそんなことがあるのだろうかと耳を疑いましたが
逆算税理士(?)さんの事務所では
常に月間2~3社の税務調査があるのだとか…。

私は、適正な申告をしている企業にとっては
「税務調査は、業務妨害である」と位置付けています。
本来適正申告をしていれば税務調査など必要ありませんし
その無駄な時間は、本来調査すべき企業の調査をして貰いたいのです。

税務調査で何日も税務職員に経営の手を止められるのが良いか
日常の経理と決算を適正に行い
税務調査が少なくなる書面添付による申告是認
どちらの方が良いか選択して頂きたいと思っています。

もちろん弊社では書面添付による申告是認を推進しています。



2012.01.12 無節操大行進
2011.01.12 投資と経営
2010.01.12 ムダの省き方
2009.01.12 気の利きよう
2008.01.12 大きくなるには理由がある
2007.01.12 信心深き友
2006.01.12 ちょっと良い話(確定申告編




全力で貴社を守ります。
(税)泉が丘会計センター





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

税理士の断り方

2012-12-29 | 良い税理士・悪い税理士
検索サイトを使って来られる私のブログをお読みになる方が
その検索する文字に使われているものの一例に本日のお題
「税理士の断り方」があります。

年末を迎え
毎日のように「税理士の断り方」という文字が躍っています。

さて、本題です。
どうすれば税理士を断ることができるか?
簡単です。
「今までありがとうございました。
 本日をもって、お宅との契約を打ち切ります。」
たった一言です。

「えっ!?そんなんで大丈夫なの?」と思われるかもしれませんが
そんなことを気にする必要はありません。
今までの感謝の言葉「ありがとう」と
何が何でも顧問を止めてもらうという「契約の打ち切り」
この二つをしっかり言うのです。

Q 理由を問われたら?
A 契約を切るのに必要ですか?
そんなものは必要ありません。

Q 値下げを申し出られたら?
A 自身が契約を継続しても良いと思う範囲なら継続も良いでしょう。

Q 書類を返してくれなかったら
A 顧問を打ち切る税理士が所属している税理士会に申し出てください。
すぐに返してくれるように取り計らってくれます。

税理士を断るというのは税務署に何か弱み(?)を
暴露されるのではないかと不安になる方もあるようですが
そんな弱みを握られている方が悪いです。
自業自得と割り切ってそんな世界からは足を洗いましょう。

元々、税金計算だけで顧問をお願いしているのなら文句はない筈です。
以前と違って税金計算ソフトも優秀になっていますので
税金計算を間違うことはほぼ皆無のはずです。
もしも税金計算を頻繁に間違うような税理士なら
とっとと他へ変わらないとそれは納税者自身の危機管理の問題になります。

資金繰りの相談にも乗れない
経営計画の策定もできない
経営改善指導もできない
モニタリングもできない
そんなことで悩んでいるのなら
その部分だけ他へ任せれば良いのではないでしょうか?

厳しい世の中です。
厳しい世の中だからこそお客様も税理士もお互いに
それを乗り越える強さを持たなければなりません。
税務署へ申告するためだけの税理士の使い方は
ちょっと勿体無いのではないでしょうか?


平成25年のスタートダッシュはお任せください
 有限会社グランドリーム経営相談会開催中
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

税理士じゃない税理士!?

2012-09-01 | 良い税理士・悪い税理士
昨日ご連絡を頂いた社長様と会ってきました。

電話ではどなたか分からなかったものの
お会いした瞬間にどなたか思い出す事が出来ました。

「そう言えば数年前に決算書を見せて頂いた事が有った!」
直ぐに思いだせるほど優秀な企業様です。

話を進めて行くうちに経理担当者が辞めたから税理士を変えたいのではない事が分かりました。
率直に現在の会計事務所に不満がある事をお教え頂きました。

弊社のサービスをお話ししました。
①経営計画策定による目標管理型経営指導・・・現在は無し
②毎月の訪問・・・現在あり(原始証憑の預かり)
③毎月の経営状況の検討・・・現在は無し
④役員退職金の準備指導・・・現在は無し
⑤適時な節税対策・・・現在は無し
⑥事業承継相談・・・現在は無し
⑦自計化による随時正確な帳票作成指導・・・現在は無し
⑧経営相談・・・現在は無し
⑨資金繰り相談・・・現在は無し
⑩リスクマネジメント・・・現在は無し
⑪経理担当採用時の同席・・・現在は無し
⑫従業員教育・・・現在は無し
⑬経理部門の合理化、効率化指導・・・現在は無し

弊社にとってどの関与先様にも提供するサービスが
現在の会計事務所はたったの一つしかしてくれていない事が分かりました。

「先生は税理士じゃないんですね。」
そんな言葉が社長様の口から洩れてきました。
弊社の業務内容が現状の顧問関係とはかなりかけ離れていたため
そのようなセリフが出て来たのは明らかでした。

「いいえ、私が提供するサービスが本来の税理士の仕事です。
私たちは税金計算をする前に企業様に利益を出して頂くのが仕事です。
利益が出なかったら税金計算もありえませんものね。」
そんな私の言葉に

「今まで資料を取りに来て、決算書を組んでから
『はい、税金は○○万円です。』納付期限まであと僅かしかない所で持って来て
税金を払わされていた。
そんな状態は異常だったんだ…。」

もちろん社長様からは「見積書を早急にください」とご依頼を頂きました。

それにしても、私が「税理士じゃない税理士」と思われる私たちの業界
もっともっとサービス業としての立場を理解しなければならないようです。

日々改善あるのみ! ですね。




   究極の黒字化支援はここにあります 泉が丘会計センター
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

税理士業の死活問題

2012-06-19 | 良い税理士・悪い税理士
なんだかバカらしくなってしまいます。
議論の所在がおかし過ぎます。

適正な決算書を作る・・・当たり前です。
適正な申告をする・・・当たり前です。
適正な納税をする・・・当たり前です。
何一つ我々税理士の業を逸脱するものはありません。

なのにここの所聞こえてくる嘆きに
「適正な決算書を作れ」なんて…。
「今の時代納税の話なんてできない…。」
とんでもない言葉が飛び交っています。

真っ直ぐに仕事をすれば良いだけなのに
なぜその信念を曲げてしまうのか
なぜ目先の付き合いを優先するのか
必要な事はウソの無い仕事をすることだけなのに…。

中小企業の会計に関する指針
IFRS問題
中小企業の会計に関する基本要領
すべて逸脱しなければ良いだけの話

そう言えばどこかの誰かがボソボソ言っていましたっけ
真実を追究されると一番自信が無いのは自分だって…。

正直に仕事を遂行すれば良いだけ
自分の信念を確固たるものにすれば良いだけ
自分にウソをつかなければ良いだけ…。

正しい決算を組む事を死活問題だなんて
大騒ぎをするのはやめにして欲しいものです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

脱税は犯罪です!!

2012-06-08 | 良い税理士・悪い税理士
前向きな人間には良い時代になりました。
後ろ向きな人間には何と生き辛い時代になった事でしょうか。

私の職業「税理士業」も後者の意見が業界内に蔓延しています。

ちょっとだけ人より苦労をすれば良いだけなのに
楽をして儲けたいと思う人たちが多くなったようです。
だからこそ、周囲よりちょっとだけ苦労をする事がダントツ事務所を作る事になります。

差別化でもなければ特化でもない
「ダントツ」です。
圧倒的優位という事です。
弊社はそれを目指しています。

適時正確な月次決算
予算管理
資金繰り支援
企業の黒字化
飛躍的発展支援
強力な経営指導
丁寧な接客
誰よりも企業を守ろうとする強い意志
ワンストップでの問題解決
何よりも企業が元気になる

年商600万円の会社様から年商○兆円を売り上げる企業の子会社様
上場企業様に親会社が海外の子会社様
ありとあらゆる企業形態の会計と経営をしっかりフォローしています。

しかし、脱税志向の企業様はお断りです。
弊社は真面目に社会貢献しようという企業様をお客様としています。
弊社は真摯な経営をする方達の集う場所です。
たった1社のためにたくさんの企業様に迷惑を掛ける愚行は致しません。

私たち税理士の中にもふとどき者がいると報道される事があります。
脱税により税金を安くした分の一定割合を成功報酬とするなんて事を聞いた事もあります。
脱税は犯罪であるにもかかわらずです。

もう一度言います。
脱税は犯罪です。
税金を安くするためだけに税理士と契約するなんて事はやめにしませんか?
そんな事に神経を使うならもっと経営に真剣になりましょうよ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

他の税理士さんとは違うから・・・

2012-05-22 | 良い税理士・悪い税理士
ここのところ経営状況の良い企業様と
極端に悪い企業様がとみに増えたように感じています。

先週お寄りした企業様は極端な受注不足で悩んでおられました。
久しぶりに訪問した本社に入った瞬間その原因は分かりました。

売り上げ改善のポイントを二つだけお話ししました。
一つはイベント
もう一つは本社の清掃です。

数日後、その企業様の弊社担当者からの報告によると
大至急のイベント開催が企画、進行しているとのことでした。
加えて、本社は訪問時すぐにその清掃売りが変わったとの印象を持ったそうです。

この素早い動きが
必ずや売り上げにつながる事でしょう。

そして別な企業様
この企業さまでも極端な売り上げ不足に頭を抱えられていました。
社長様は浮かない顔をしていました。

話しをしていくうちに
収入が少ないから経費を減らすしかない
色々削減してきたが
残る大きな経費は経理関係の費用なんです。
一年に一回決算申告だけにできないでしょうか?
訪問回数を減らしてその分月次報酬を下げることはして貰えないでしょうか?
それが無理なら、市販ソフトを購入して申告は税務署へ行って
窓口で記入方法を聞きながら申告するという手もあると思いますが
そんな方法はダメでしょうか?
そんなことを告げられました。

今まで一度も関与を離れたいなどと言われたことのない社長様です。
もう一度弊社とのかかわりを一つ一つ確認させて頂きました。

①金融機関との資金繰り交渉はどうするのか
②毎月の経営の成果のモニタリングはどうするのか
③経営上発生する諸問題の解決方法を持ち得ているのか
④最も有利な税務対策はどうするのか
⑤個人のライフプランニングはどうするのか
⑥そしてなにより経営の方向性を見失いそうになったときに相談する相手が出て来るのか

現在弊社が提供しているサービスを一つ一つ再確認していくうちに
社長様の口から次のような言葉を頂戴しました。
「ほかの税理士さんではして貰えないようなレベルのコンサルティングを
通常の顧問報酬の中でやっていただいてますもんね。
普通なら何百万円もするようなコンサルティングをずっとし続けてきていただいていますもんね。
今の売り上げが少ないからと言って間違った判断をするところでした。
やっぱり顧問は続けて頂きます。
そして、売り上げの増加策もやってみます。
金融機関との交渉もやってみます。
なんだかやれそうな気持になってきました。」

それまで後ろ向きになって八方塞だと言っていた社長様の顔の表情が明るくなり
それどころか経営に対する前向きな行動まで起こすと宣言して頂きました。

社長様からの言葉は私にとって非常にうれしいものでした。
まさに弊社が望んでいる会社様と弊社の関係です。
「社長様の傍にはいつも私たちがいる」その関係です。

いままでも
そしてこれからも
他の税理士さんとは違うレベルで
弊社一同は常に会社様の傍に居ることを宣言させて頂きます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

モチベーションの源泉

2012-04-09 | 良い税理士・悪い税理士
異口同音
同じような内容のことを違う経営者様から時を同じくして言われました。
経営者様は変われども、きっと同じように思っていて下さるということなのでしょう。

弊社では法人関与先様の決算を確定させるために「決算打ち合わせ」を行います。
赤字法人の経営者様はこの決算打ち合わせをやりたがらない傾向にあります。
きっと「頑張っていない」と指摘されたくないからでしょう。
私がそんな指摘などする筈もないのにです。

そんな中で
目標を達成できた経営者様
黒字決算を組めそうな会社様
経営改善ができた経営者様は
この決算打ち合わせを心待ちにして頂いているようです。

A社様社長
「先生(←私のこと)に、「よく頑張ったね」と言われることが私のモチベーションなんだ。
 決算打ち合わせの際にその一言を聞くために一年間頑張ってきたようなもんだ。
 新年度もまた「よく頑張ったね」の一言を聞きたくて、一年間頑張っていけますよ。」

B社社長様
「先生、今日は今年の我が社の経営の良かった点を2点おっしゃって下さいました。
 何と何だったでしょうか?
 先生に褒められるのが来年度一年間のモチベーションになります。」

不思議なものです。
顔すら合わせたことのない経営者様たちが
およそ100㌔もの距離を隔てて
異口同音、同じようなことをおっしゃいました。

実は私
社長様方から
上記のようなお言葉を頂くことがモチベーションとなっています。

今日はいっぱい人を褒められるような一日にしたものです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

拷問!?  意見聴取

2011-12-19 | 良い税理士・悪い税理士
一日で2社の意見聴取と別件の意見聴取後の顛末の伝達がありました。

意見聴取とは
所得税や法人税の申告に添付した添付書面(税理士の決算証明)により
税務署担当官が申告書に疑義がある場合に関与先へ税務調査に入る前に
申告代理した税理士に問い合わせをし、
疑義が無くなった場合には納税者に直接税務調査に入ること無く
申告是認(問題が無かったと表明する事)をするという制度です。

本日午前中
県内某税務署の法人税部門で2社の意見聴取がありました。

結論から言うと
2社とも法人税の申告について疑義が無くなったので申告是認という事になりました。

担当官は「一度に2社の意見聴取をして申し訳ありません。」という物腰柔らかな質問のスタートでした。
そして、申告内容で不明な点や日常の弊社の関与形態、私の関わり方などについて
詳細に確認されました。

その中での担当官の一言
「決算後の売上計上漏れや仕入れの計上漏れが申告書で調理(加減算)してあると
本当によく内容を確認してもらえているという事が分かり有難いです。」
そんな言葉をいただきました。

更にもう1社では
「赤字をそのままストレートに決算書に表現して貰っているので信憑性が高いです。
金融機関に出すとか入札に使うとか言って無理やり黒字にするような決算を組んでいない事は
本当にお客さまの為の会計をして頂いている事が伺えます。」
そんな言葉を頂きました。

結果は冒頭の通り申告是認となり
「今日中に是認通知を郵送させて貰います。」
という言葉をお土産に帰ってきました。


そして午後
兼ねてから懸案の県内某税務署担当官からの電話です。

結果は、「実地調査見送り」という伝達だったのですが
いまいちスッキリしない内容の伝達でした。

数か月前に意見聴取したにもかかわらず意見聴取で確認した段階でOKを表明した勘定科目について
意見聴取の翌日「意見聴取では疑義が晴れなかったから実地調査に移りたい」と言って来たのです。

今回の申し出は意見聴取そのものを形骸化するものとの認識で
「一度疑義が無くなった科目について税務調査に移行するという事は
意見聴取制度そのものの形骸化に繋がるので絶対に受け入れられない。
国税局を撒き込んでも構わないので議論させて欲しいと言ってその在り方を確認しようと思ったのです。

しかし、今回は申告是認ではなく「実地調査見送り」という通達で有り
釈然としない結論になっています。

私たち税理士じゃないと出来ない書面添付
そして私たち税理士しか受けられない意見聴取
しっかりと育て上げて行きたいものです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

集いて群れず

2011-11-09 | 良い税理士・悪い税理士
集いて群れず
切実な言葉です。
集うも群れるも辞書で調べると
「集まり」という意味でひと括りにされてしまいます。
しかし、集うという集まりと
群れるという集まりとでは大きな違いがあるように感じます。
特に群れるという事は「一つに固まって利益を享受しよう」という狡猾さが見え隠れします。

今の民主党政権然り
私たち税理士の業界然り(もっとも全ての業界団体に言える事ですが…)
同じ政治志向を持った人たちの集まりである筈の民主党
日本の財政を担い、中小企業の見方である筈の税理士界
そのいずれもが「集まり」から「群れ」をなしているようにしか見えなくなっています。

主義主張を述べる事はいつでもできます。
しかし、事をなすべき時に事をなさないというのは
ただ自分自身の生き伸びる道であったり
我田引水(自分の都合のいい事ばかりを述べる)であったり
自分たち仲間の営利だけ追求し
周囲の事など何にも気にしないというような姿に見えてしまいます。

今必要な事は「人の為に何が出来るか」
「世の中の為に何が出来るか」ということです。
自分たちの仲間だけの事を大切にしている時期ではないと思います。

集いて群れず
うまく表現はできませんが
大切にしたい言葉です。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

資格者の流儀

2011-09-27 | 良い税理士・悪い税理士
この世には色々な意味で二種類の人に分類されるように思います。

例えば
明るい人と暗い人
プラス思考の人とマイナス思考の人
短気な人と気長な人
その他諸々・・・

そんな中で痛感するのが
どのような資格試験にしても
資格を取得した人といまだ資格を取得できていない人との差を
申し訳なく思ってしまうことがあります。

一番腹に据えかねるのが
何年も取得するのに年月が必要な資格を
苦労無く取得し
その資格を弄(もてあそ)ぶ人たちです。

私が取得した資格と云えば
税理士
行政書士(登録しただけですが)
FP(研修を受けレポートを提出しただけですが)
公認不正検査士(民間資格でメジャーではありませんが)
あとは、英検4級と珠算4級くらいでしょうか・・・。

私が取得した最難関の税理士という資格は
自分ではその取得に相当な苦労をした記憶がありますが
それでも「(所得に要した年数が)早いねぇ~!」と言われる位です。

21歳夏受験・・・簿記論、財務諸表論、相続税法→→→相続税法合格
22歳夏受験・・・簿記論、財務諸表論、所得税法→→→所得税法合格
23歳夏受験・・・簿記論、財務諸表論、住民税(記憶があいまい)→→簿記論、財務諸表論合格
24歳夏受験・・・住民税→→→不合格
25歳夏受験・・・住民税→→→不合格
26歳夏受験・・・住民税→→→不合格
26歳冬会計事務所を退職するも翌年3月15日迄東京と金沢を
東京4日、金沢3日の二重生活を慣行(人手不足で辞めさせて貰えなかった)
27歳夏受験・・・住民税、固定資産税→→→住民税合格
翌年(平成元年)4月北陸税理士会税理士登録

受験の時の苦労話を書いただけでも伝記が掛ける位の苦労を本人はしましたが
結果は、「順調だったねぇ~」と言われています。

私は何度も「不合格通知」をもらった経験があるため
「不合格通知」の封筒を開ける時の気の重さが今も心に残っています。
そんな色々な思いを持ってこの「税理士」という仕事をしている身としては
「税理士」の資格を軽々しく扱う人は許せません。

関与先が倒産しちゃったんだよ~
お金をくれないから解約したんだよ~
従業員を解雇しろって指導したんだよ~
社長が自殺しちゃってさぁ~
・・・

日本中の税理士さんに聞きたい事があります。
「あなたはなぜ税理士になったのですか?」
「あなたは何をしたくて税理士になったのですか?」

私が税理士になった理由は明確です。
経営に苦労しながらも私を大学に進ませてくれた両親の笑顔(経営が黒字になることによって)が見たかったからです。
ひとりでも多くの経営者様に黒字経営をして頂き、安定した社会を作って行きたいからです。
これからもこだわり続けたいと思っています。

私の資格は天からの資格
天からの資格は社会に返すために使わせて頂く。
それが資格者の流儀だと思っています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

知り合えてよかった

2011-09-09 | 良い税理士・悪い税理士
この5月
「もう死ぬしかない」とまで思いつめて
インターネット上で私を知り
夜の十時過ぎに一本の電話をかけて来られた経営者様。

どこのどなたかが判明する可能性があるので詳細には書けませんが
お礼と今後の方針の確認のために
先般私の元へ訪問して来て下さいました。

「本当に死まで覚悟した私が
 今日、こうして先生にお会いできるのは
 まさに先生のお陰です。
 本当にありがとうございました。」

「因みに、社長の今の生活は?」
こんな私の質問に
「先生の陰で事業譲渡できた会社からの給料などで
 なんとか生活できています。
 本当にありがとうございます。」

元社長は生き生きとした顔をして私に答えを返してくれました。

「確かに、金融機関とはまだまだ話をして行かないといけませんが
 結果として、生きる望みや希望を持てたんじゃないですか?」
そんな私の問いかけに

「ここまで来ると金融機関も(借入金の整理の)前向きに行動してくれて
 信じられない位の値段で『自宅を購入してくれる親族が無いか?』と云ってくれるんです。」
そう答えてくれました。

私たち税理士は
日常の仕事を通して
金融機関や信用保証協会の動向を知ることが出来ています。
その基礎的な知識を駆使するだけで
経営者様の命を守る事が出来ます。

「知り合えてよかった!」
このひと言が
明日の私の活力になるように思います。

死ぬ(自殺する)決断はいつでもできます。
その前にひと言私に相談して頂きたいと思います。
きっと生き続けることへの希望を持って頂けると思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

手抜きと安さを混同するな!

2011-08-10 | 良い税理士・悪い税理士
監査法人のトーマツが440名の人員整理をするそうです。

企業の上場が止まったばかりか
昨今の何もかも手当たり次第に値下げ要請をする風潮
安さを売り物にする監査法人の台頭
公認会計士の乱造
その理由を上げればきりが有りませんが
なんと同社の人件費率は実に80%を超える水準という事です。

即ち給料が高すぎる!

いいえ、本当はその仕事に見合った報酬を得られなくなってきたというのが真相のようです。

あらゆる業種で「安さ=正義」といった間違った認識が蔓延しています。
しかし、特に中小零細企業に置いては安値競争は死活問題です。
いいえ、100%死んで(倒産して)しまう選択と言って良いと思われます。

こんな時代だからこそ逆張りで行く必要が有ります。
他が安くするなら私は高いことを売り物にするのだという考え方です。
もっとも、高いはサービス(商品)が劣悪というのでは目も当てられません。
値段以上のサービスや製品を提供する必要が有るのです。

最近私たち税理士の業界も同じような状況に遭っています。
私の事務所にも「数か月に一度の顧問にして欲しい」という要請がない訳ではありません。
しかし、その要請をして来られる企業様はすべて同じ傾向が有ります。

1.弊社の指導を無視する(苦労を伴うから)
2.社長が面談しようとしない(苦言を言われるので)
3.銀行から借入をしたがる(生活費に回すため)
4.弊社への支払を送らせる(サービスは原価が掛からないと思っている)
5.整理整頓清掃が出来ていない(小事徹底できないから経営が危機的状況)
6.経営悪化は世の中のせいだと豪語する(自分は遅出早帰りを繰り返している)

倒産ギリギリの状況でも弊社へのお支払いを遅らせること無く
必死になって経営をされている企業経営者様が何社もあります。
その方達は皆さんこぞって弊社へ指導を仰がれます。
そして、行動に移しておられます。

手抜きによる安さを求める企業様は残念ながら弊社のアドバイスには耳を貸してくださいません。
逆に、弊社のアドバイスに食らいついてこられる企業様は自社も他との差別化に必死になっておられます。
安いから手抜きをする。
手抜きしなければ数がこなせない。
そんな自分で自分の首を絞めるような愚行だけはして欲しくないものです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

使命と生業の狭間

2011-08-07 | 良い税理士・悪い税理士
私の使命
それは中小零細企業の明日を一緒に作っていくこと

私の生業
それは税理士であり、サービス業の社長

使命とは、責任を以って果たさないといけない任務をいい
生業とは、生活のための職業をいいます。

明日を一緒に作って行くという壮大な思いが有る半面
この子(スタッフ)達の生活を守らなければという危機感
その両面を持ち続けながらこの○十年間税理士業をやってきました。

発展して行って欲しい
(技術やノウハウを)繋いで行って欲しい
従業員さん達に心安らかな生活を送らせてあげたい
とにかく心配事は私に電話をもらえればすぐに解決してあげたい
そんな気持ちでやってきました。
そしてこれからも同じようにしてやって行きたいと思っています。

自分なりに苦労をしていると思っていても
それは単なる自分の感じ方(過信?)
相対する方から見ると何とも心許無い人間だったりします。

私の使命は中小企業とともに生きること
そして生業は税理士の業を行いながらお客さまに常に笑顔で頂くこと
さらにはお取引先様の皆さまの健全な発展をご支援できる事

使命感に燃え
関係者を守り続ける存在
そんな風に私はなりたい・・・。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ごめんなさい!

2011-07-08 | 良い税理士・悪い税理士
本当にごめんなさい<m(__)m>

たくさんの方にご迷惑や心遣いをさせてしまっているようです。
本当にごめんなさい。

「忙しそうだから…」
「こんな事で・・・」
「偉くなっちゃったから…」
私を取り巻く環境の変化を慮って頂いて
お声掛けを遠慮されるケースが見受けられます。

本当にごめんなさい。

忙しくはありません。
時間も作れます。(チョッと面談時間の無理は言うかもしれませんが…。)
24時間営業です。365日営業です。
直ぐにお電話できなくても必ず電話します。
早朝でも深夜でも食事の時間も無関係です。

お心遣いは有難いです。
しかし、皆さまの経営は刻々と動いています。
都度、問題が発生していると思われます。
それを「困った」と思った時に私に聞かせてください。

私の事は横に置いておいてください。
私の喜びは「社長の心の安らぎ」にあるのです。

無理難題をおっしゃってください。
夜討ち朝駆けどんどんいらっしゃってください。
土日祝祭日大歓迎です。
あなた(社長様)の笑顔が私のモチベーションです。

お声かけください。
世の中の状況は日々刻々変化しています。
今ならあなたに笑顔を齎せるかも知れません。

気を使わせているのなら
本当に申し訳ありません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする