本当は友なんて言っはいけない先輩の話です。
昨年末、お父様を無くされた先輩の方です。
もう、明日でお父様が亡くなって35日だそうです。
お父様が亡くなって35日、精進(魚や肉などの慰み物を口にしない)を
続けているという事でした。
一般的には近親者がなくなった場合、
49日間精進をするということになっていますが
色々な食材が氾濫するこの時代において
精進を続けることは至難の業ではありません。
実際には、初七日で精進揚げをすることが多くなっています。
案の定、親戚縁者の中でもその方一人だけ精進を続けているとの事でした。
驚いたのはその友人(何度も言いますが立派な先輩でこんな言い方は失礼なのですが・・・。)が
宴会に出た料理には見事に箸をつけられなかったことです。
いいえ、厳密には慰み物を除いて綺麗に分別して食されていたことです。
本当に亡くされたお父様のことが大切だったことは
火を見るより明らかです。
亡くなられたお父様も、わが子の信心深さには感嘆されていると思います。
例え出汁でさえ魚っ気を気にする位ですから・・・・。
皆が刺身を食べている時にツマを食べる。
皆が南蛮漬けを食べている時に付け合せの芋茎を食べる
皆が慰み物を食べる時には、見事なほど野菜を食べていました。
私も幼い頃(確か小学3年生と5年生の頃)49日をした経験があります。
食べ盛りの頃(しかも仏教のことなど頭に無い頃)ですから
49日というものは、なんとも辛いものだという感覚しかありませんでした。
今、思うと精進をする心を持っていれば
もっと意義深いものだったのでしょうね。
昨年末、お父様を無くされた先輩の方です。
もう、明日でお父様が亡くなって35日だそうです。
お父様が亡くなって35日、精進(魚や肉などの慰み物を口にしない)を
続けているという事でした。
一般的には近親者がなくなった場合、
49日間精進をするということになっていますが
色々な食材が氾濫するこの時代において
精進を続けることは至難の業ではありません。
実際には、初七日で精進揚げをすることが多くなっています。
案の定、親戚縁者の中でもその方一人だけ精進を続けているとの事でした。
驚いたのはその友人(何度も言いますが立派な先輩でこんな言い方は失礼なのですが・・・。)が
宴会に出た料理には見事に箸をつけられなかったことです。
いいえ、厳密には慰み物を除いて綺麗に分別して食されていたことです。
本当に亡くされたお父様のことが大切だったことは
火を見るより明らかです。
亡くなられたお父様も、わが子の信心深さには感嘆されていると思います。
例え出汁でさえ魚っ気を気にする位ですから・・・・。
皆が刺身を食べている時にツマを食べる。
皆が南蛮漬けを食べている時に付け合せの芋茎を食べる
皆が慰み物を食べる時には、見事なほど野菜を食べていました。
私も幼い頃(確か小学3年生と5年生の頃)49日をした経験があります。
食べ盛りの頃(しかも仏教のことなど頭に無い頃)ですから
49日というものは、なんとも辛いものだという感覚しかありませんでした。
今、思うと精進をする心を持っていれば
もっと意義深いものだったのでしょうね。