歯科医師・山田忠生
患者が早急に戻ってこないが、コントロールチェック、プロフィ、延期された修復治療のためにリコールの項に入れられている場合は、2冊あるリコール用バインダーの中の1冊に収める。
その2冊は1月から6月までと、7月から12月までに分けておく。アポイントメント・コントロールシートはその各月の中に分けて入れ、その月のアポイントメント・コントロールシートすべてを現行のバインダーの適当な項目に、アルファベット順に移し替えるまでそのままにしておき、患者がアポイントメントを受けるまで保管しておく。このとき診療依頼に関する事項はアポイントメント・ブックに詳細に記録して、アポイントメント・コントロールシートは患者が受信してくるまで保管しておくファイルの中に差し入れる。取り消しや記入ミスがあったときにはカルテと、アポイントメント・コントロールシートの両方にその旨を書き込む。患者が再アポイントメントをしない限りは、アポイントメント・コントロールシートは早急に現行のバインダーに戻しておく。それを怠るとたちまち患者との接触に支障をきたす結果となる。