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山田歯科エクセレンスクリニック:山田忠生の歯医者人生&文化活動人生

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■ゆめ機構・代表 

マークス「完全歯科医業学」概要:143

2014-05-30 | マークス「完全歯科医業学」概要:パンキー
宝塚仁川/山田歯科エクセレンスクリニック 歯科医師・山田忠生


たとえば、歯科医師はこのように質問する。
「もし破壊の進行をこのままにしておけば、何が起こるでしょうか…。」 そして、患者はこう答えた。「ムシ歯が大きくなり、歯は抜かなくてはならなくなるでしょう。他の歯は動くようになり、その歯もなくなるかもしれません。」
歯科医師は患者が完全に理解していると確信することができる。

臨床前の話し合いの間に、歯科医師は患者から十分な信頼、情熱、そして協力を勝ち取らなければならない。そうすれば、症例の提示において歯科医師を悩ませる諸問題や、論争の原因をさけることができるだろう。以下のステップがこの結果を達成するのに役立つ。
1・レントゲン写真と模型は、患者の口腔内の2つの病気に起因する破壊の形跡を明らかにする。
2・患者は治療費や、治療中の可能な限り不快感、そして不安を解消させられるだけでなく、治療に伴う危険性に関しても全体的な理解が与えられる。加えて、患者の好みについても話し合われる。
3・患者は主要な予後の危険性を理解する。
4・患者は治療の全般的な目的や、それに伴う自分の責任(家庭管理、定期診査)を理解し、受け入れる。

読者への参考として、臨床前の話し合いと教育で展開される一連のステップを述べることとする。

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