宝塚アートサポート・山田忠生
その18:覚悟を決めて開催に向け始動!!
2012年の暑い夏だった。その日差しの照りつける午後、三宮から芸術文化協会のある県民会館まで、何度足を運んだだろうか。ときどき、どうしてこのようなことを私は、今しているのだろう、他にしなくてはいけないことがあるのでは、という気持ちになった。
しかし、芸術文化協会のK理事長を始め職員の方々、そして桂文三さんと会って話をするたびに、やはり「やらなくては!」という気持ちになる。さて、主催団体は「宝塚アートサポート」であるのだが、コアとなるメンバーを決める必要があった。誰が真剣にこの事業に付き合ってもらえるか、数少ないとはいえメンバーの人選と、その人から確実な了解を得るためのアプローチとタイミングについて検討することになった。数人の人が候補者として、私の頭の中にあった。