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山田歯科エクセレンスクリニック:山田忠生の歯医者人生&文化活動人生

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歯科診業パンキー哲理:17

2012-07-02 | パンキーフィロソフィ:日本語版山田忠生新
宝塚仁川/山田歯科エクセレンスクリニック 歯科医師・山田忠生


「まあ、それはフレッドの言い分でしょうが、何も彼を叩き出したわけではありません。彼の歯を救うための精一杯の努力をしてみたのですが、私が以前に診療していた町の人と同様に、自分の歯に関心をもっていないのです。私がその町を離れたのも、そのようなところでの歯科医業が嫌になったからです。」(もちろん、私の母のことや、本当にそこを離れる理由となったことは話さなかった。)

「104年もの間、歯科医師はただ患者が望むからという理由だけで歯を抜いていました。これが歯科医学に対するすべてであるのなら、私の人生に何か他のものを見つけようと決心したのです。私の患者には歯を救うことに関心をもってもらいたいのです。そうでなければ、その人と時間をともに過ごすつもりはありません。」

「あなたは子どもの治療もされますか。」と彼は尋ねた。
私は少々驚いたが、「ええ、子どもの治療をします。そこから始まるのです。」と答えた。そこで、カープ氏は自分の子どもを私の許へつれてきた。その子どもたちの後で、カープ氏と彼の妻も患者となった。
その後、私の医業にとって真の伝道者となり、何年にもわたって数多くの患者を紹介してくれた。

私の歯を抜かないという決意は、それに同意する人々に期待通りの成果をあげてきているようであった。さらには、私の医業というものがすべての人々に合うものではなかった。私の誓約は歯を救うためのものであり、お金儲けのためではない。



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