山田歯科エクセレンスクリニック:山田忠生の歯医者人生&文化活動人生

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歯科診業パンキー哲理:10

2012-04-27 | パンキーフィロソフィ:日本語版山田忠生新
宝塚仁川/山田歯科エクセレンスクリニック 歯科医師・山田忠生


実のところ、私が離れるのを嫌がったのはアンナだった。私たちはすでに結婚について真剣に話し合う状況にいた。しかし、私がニューキャッスルで歯科医業を続けていかないこと、またDr.ハミルトンのフロリダにおける話をすると、彼女はしぶしぶ承知し、ニューキャッスルでの彼女の教職の契約が終了するまで、コーラル・ゲイブルには私一人で行けばいいだろうと話した。

私はニューキャッスルでの診療を、始めたときと同様の公判日に終えることにした。1925年12月の最初の月曜日、午前8時30分に最終日の診療所に着いた。午後2時に去るまでに、12人の患者から1歯1ドルで81本の抜歯をした。長年にわたってカミタバコで固くなった歯を抜くのは決して容易ではない。骨はまるでテネシー産の大理石のようだった。骨ノミの後部をマレットで打ち続ける力の強い女性スタッフがいなかったら、まったく1本の歯も抜けなかっただろう。抜歯を終えるころには、ほとんどの場合は歯根尖に到達するまで骨の頬側壁を除去していた。そのような歯を抜くということは、患者にとってそうであるように、私にとっても精神的にショックなことだった。


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歯と食と生活環境ー2

2012-04-27 | 「歯福のひととき」レターより転載
宝塚仁川/山田歯科エクセレンスクリニック 歯科医師・山田忠生


私たち歯科医師は、しばしば経験します。

「先生、大好きなお漬物が噛み切りにくいです。」とか、「パンの耳って、意外と固くて噛めません・」などと、義歯を使用されている患者さんからお聞きします。
これからが楽しい人生という世代になって、あれも食べられない、これもダメというのは残念なことです。

また、「健康維持のためには、これを食べなさいと言われても、私の口では噛めません。」と話されるように、一人一人でお口の環境も異なります。そして、その健康状態は誰よりも歯科医師が知っているのです。

“健康で長寿を求めるなら、まずは口から”は、間違いのない事実です。100歳が他人事でない現実が目の前にきています。元気な100歳であるためには、お口の管理が最優先となります。
歯科医師の仕事の内容も、そのための治療をメインとし、個々の人のお口に合った“食と生活環境”へのアドバイスになっていくのではと考えています。



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