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山田歯科エクセレンスクリニック:山田忠生の歯医者人生&文化活動人生

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■ゆめ機構・代表 

マークス「完全歯科医業学」概要:111

2011-12-27 | マークス「完全歯科医業学」概要:パンキー
宝塚仁川/山田歯科エクセレンスクリニック 歯科医師・山田忠生


7-2 先入観と偏見

しばしば来院してくる患者には先入観や偏見がありながらも、最初の、あるいは少なくとも2回目の来院のときには、それが明らかでなく、3回mえの来院時に明白となり、患者から治療計画の受諾を得ようとするが非常にむずかしく、ときには不可能となることがある。

最も頻度の高い偏見は、固定式であれ可撤式であれ、義歯に関係している。異議はこのように表現される。
「非衛生的です」

「良い歯も削られますね」

「他人から義歯をしていると言われます」

「姉がブリッジをしていますが、とても噛めないそうです」

「話をするのにジャマになります」

「とめている金具が歯をする減らすのでは」

「友人の義歯は食べたり、おしゃべりをするたびに動き回るようです」

このような“異議”のほとんどは、確かに過去においては妥当性もあったのだが、現代の歯科医師は診査方法が改善され、印象採得、デザインや修復方法、そして新しい材料などが、さまざまな問題点を克服してきていることを認識している。どのようにすれば、このことを患者に認識させ、受け入れさせることができるのだろうか。



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”新しい歯科”の軌跡ー第2回(3)

2011-12-27 | 「歯福のひととき」レターより転載
宝塚仁川/山田歯科エクセレンスクリニック 歯科医師・山田忠生


3:アメリカから、日本を直撃!!

私が歯科大学を卒業しましたのが1968年。まさしく歯科医学が大きく変わっていく真っただ中に、歯科医師として一歩を踏み出したのです。歯科医学を歯科医療として、つまり学問を臨床として患者に提供する、その診療姿勢が大きく問われることになりました。

技術革新、新器材器具・材料の開発、そして診療理念と、日本の歯科はせっせとアメリカから輸入し、消化する毎日でした。

その間、私は「失敗は成功のもと」、「石の上にも3年」、「不言実行」などを後から理由づけしながら、“ごまめの歯ぎしり”の日々を過ごしておりました。(これは、今も続いているようです…。)



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