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山田歯科エクセレンスクリニック:山田忠生の歯医者人生&文化活動人生

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■ゆめ機構・代表 

マークス「完全歯科医業学」概要:33

2010-05-12 | マークス「完全歯科医業学」概要:パンキー

宝塚仁川/山田歯科エクセレンスクリニック 歯科医師・山田忠生

そうでなければ、かかりつけの歯科医師があれば、以前のその歯科医師の許を訪れたはずである。新しく出会うことになる歯科医師は、その患者の口腔が崩壊へ進んでいく道のりにストップしようとするのであれば、直ちに患者の正確な状態を決定し、患者がその考えを理解し、その取り上げ方に変えるようしむけていかなければならない。しかし、以前の歯科医師と同様に、職業的権威にたよっていたのであれば、うまくいかないだろう。

以下のような順序を踏んで、実行していく必要がある。(1)患者が回答を必要としているときに、必要とする回答を与える。(2)歯科疾患のコントロールについての意識と、それへの願望をもたせる患者教育を促進する。

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人と人との間ー(8)

2010-05-12 | 山田忠生:論文・提言などなど(過去から現

宝塚仁川/山田歯科エクセレンスクリニック 歯科医師・山田忠生

だから、西洋人の患者について考えられ、研究されて出来上がった西洋の臨床心理学や精神医学が、そのまま日本人の患者に適用できないものであることは、子供でもわかるほど簡単なことではないだろうか。この簡単なことが、これまでほとんど無視され続けてきたのである。日本人が西洋式の心理学や精神医学の眼で眺められ、治療されてきた。言葉こそ日本語が用いられてはいるものの、その言葉は西洋の言葉の直訳でしかなかったのである。このような事態がいつまでも続くことは、けっして許されるべきことではない。」

木村のこの指摘は、私たち歯科医師にとっても、大いに興味のあるところである。はたして私たちが歯科医師として、西洋的思考法を身につけたプロフェショナルでありえたかどうかすらも疑問ではあるが、私たち歯科医師が日本人であり、患者も日本人であることに大いなる興味と関心をもって、自然科学的医学である歯科医学を展開していく時期がきていることは、疑うことのない事実であろう。

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