興味深かったスーパー歌舞伎

京都の南座で公演されたスーパー歌舞伎「千本桜」をＴＶで鑑賞した。
歌舞伎は日本の代表的な伝統芸能であるが、外国人に珍しさからか興味を持たれているが、ファン層は限られているようだ。
私の場合、同じ演目を何度も見たいとは思わないレベルである。
同じ事なら、オーケストラやオペラへ足が向かう。
能や狂言も、面白さが判るには、ある程度の場数が必要だが、歌舞伎の方が、入門しやすいのだろう。
このスーパー歌舞伎を見て、これなら、新しい若いファン層が増えるだろうと思った。
最新技術との融合で、映像との見事なコラボレーションが実現していた。

当って欲しくない予測

残念ながら、コロナ・ウイルスに関連した自身のブログを振り返ってみると、見事に当たっている。
私の懸念、予測が当たるということは、政府関係者も同様の予測をすることは可能であるということだ。
にもかかわらず、これだけ、後手後手になり、結局蔓延して、打つ手なしの状況になれば、もはや、政権の能力なしということになる。
危機意識が、コロナより、別のところにあるのかもしれない。
それにしても、千葉の７０代の女性のような無責任な人間がいるのは驚きだ。
長期化すれば、経済の停滞はもちろん、オリンピックにも影響するだろう。
そうならないことを祈りたいが、個人としては、成す術がない。

ＰＣＲ検査体制を急げ

厚労省のＰＣＲ検査体制を進めない理由が理解できない。
今急ぐことは、民間の力を活用して、希望する者がＰＣＲ検査を受けることができるようにすることである。
個人が、検査で感染していることが判れば、それぞれが責任をもって対応するであろうし、周りもそれに対応することができる。
ある人の意見によれば、健康保険対応にして実施しても、コストは１００億円程度だろうという。
その程度の金額であれば、蔓延して経済活動が長期間停滞することを考えれば、十分にペイする金額である。
クルーズ船にしても、当初、乗務員の全員検査をしていれば、こんなに拡散しなかっただろう。
乗船者によると、下船に際して、検査を受けたいといったが受け入れられなかったという。全く理解できない。
厚労省は、検査をすれば、感染者数が増えるのを避けたいからだと言う者もいる。
予測したように、このままだと、国中蔓延し、パニックになるだろう。
安心の第一は、検査で陰性を確認できることだ。

小泉と森は大臣失格か

小泉は現内閣の目玉商品で、将来の首相候補の最有力の一人である。
人気ばかりが先行して実力は未知数で、環境大臣になったものの、あまりぱっとせず、期待外れの印象が強い。
目立つのは、育休を取ったぐらいで、不倫疑惑報道で賑わせている。
一方、法相の森は、河井前法相の辞任に伴い、人気回復のため、女性登用の観点から選任されたと推測できる。
検事の定年問題の発言を聞いていても、安倍のお人形としか思えない。
コロナ・ウイルスの流行で、国民が心配する中、二人は、コロナ・ウイルス対策会議を欠席して、地元の選挙区の会に出席していたそうだ。
二人とも、会議には代理を出席させているので、ルール上問題はないが不適切であったと反省しているとのことである。
政府のコロナ対策には、いろいろと批判が出ているが、この二人には重要性の判断能力が欠けているようだ。
小泉が首相の器に成長するには、まだ時間がかかりそうだ。

中国はここまで！！

コロナ騒動を通じて、中国のすごさの一面を見た。
米国と並ぶ２大国になり、米国が中国を恐れる一端を見せつけられたようだ。
わずかな期間で病院を建設して感染者を収容するのは序の口で、感染者が、どこへ行き、どこにいるかを地図上に表示することが可能なようである。
ＩＴの進歩で、個人の行動が、ここまで把握されているが明らかになった。
北京、上海の情報は多いが、武漢については、これまであまり報道されず、大きな、きれいな街に驚かされた。
最も、一歩裏街へ入れば別なのだろうが・・・
市民の実生活は報道されないので、どのような状況なのかはわからない。
とにかく、早く、収まってほしいものだ。
だだ、気象変動や新しいウイルスの脅威は、今後も地球上で続くのだろう。