想い出の小箱Ⅱ : 徒然草子

日常生活の中で感じたことを、徒然なるままに記述する。
OCNブログ人「想い出の小箱:レコード・コレクションからの続き。

明暗を分けた横綱

2018-01-23 11:51:41 | スポーツ

話題の大相撲初場所は、ある程度予想されたことだが、横綱の稀勢の里が、早々と休場に追い込まれた。
場所前の、稽古総見でも、鶴竜に比べ、不安一杯の内容だった。
横審が、白鵬の立会いについて、「見たくない。美しくない。」と言ったようだが、稀勢の里の負けっぷりには、どう云うのだろう。
とても横綱の相撲とはいえないが・・・
鶴竜は、大晦日まで稽古に励み、負ければ引退の覚悟で場所に臨んだとのことである。
それに比べ、稀勢の里は、日本人横綱への甘えがあるのではないか。
横審も、稀勢の里には甘いような気がする。
鶴竜は、あまり人気もないので休場できるが、稀勢の里の場合は休場しにくい点があるにしても、横綱にふさわしい相撲が取れるかどうか判断できないようでは資格がないと云われても仕方がない。
鶴竜は、当面の引退危機を脱出したようだが、稀勢の里は、来場所、鶴竜のように危機を乗り切ることができるだろうか。
それとも、来場所、引退に追い込まれるのだろうか。奮起を期待したい。

久々の大雪

2018-01-22 15:45:07 | 日記・エッセイ・コラム

天気予報で雪になる可能性が報道されていたが、予想以上の大雪になった。
予報では、夕方から、雪になるとのことだったが、午前中に、部屋の窓から、降雪が見られたが、あっという間に積雪し、部屋の前の樹木には、きれいな樹氷が見られる。
大学時代、銀閣寺付近に下宿しており、雪の銀閣寺の写真を撮りに、雪の京都を散策したのを思い出す。
今はもうそんな元気はない。
サラリーマンは、帰宅時は大変だろうな。
ロシアでは、マイナス65℃を記録したり、サワラ砂漠に雪が降ったとの報道もある。
地球の気候は変動期に入ったようだ。

井山の厚い壁

2018-01-21 16:40:27 | 囲碁

囲碁棋聖戦が始まった。
国民栄誉賞をもらった井山7冠の初防衛戦である。
挑戦者は、期待の若手NO.1の一力で、碁聖戦、王座戦と全く勝てていないが、挑戦者決定戦で豪腕、山下を下した力量は侮れない。
いつものように、インターネットとTVで観戦したが、中々の熱戦であった。
一力にとっては、初めての2日制の対戦で、時間は十分にあるはずだが、秒読みになってしまった。
これまでも、秒読みになってからのミスが命取りになっているので、充分に対処していたと思うのだが、それだけ難しい碁だったということだろう。
一力は、あと1歩というところまで来ながら、これまで勝利を逸している。
勝ちきることの難しさを思い知らされたことだろう。
棋聖戦の第1局も、どちらが勝ってもおかしくない激戦だったが、井山の壁は厚かった。
一力は、1局勝てば、流れが変わる可能性があり、シリーズが面白くなることを期待しよう。

庭園美術館と松岡美術館

2018-01-19 10:19:53 | アート・文化

冬の合間、1日だけ、3月頃の気温ということで、久しぶりに美術館へ出かけることにした。
ぐるっとパスを購入したのだが、利用期間が、年末、年始をはさんでの2ヶ月間というのは意外に短い。
この間、三井記念美術館、汐留ミュージアム他、2,3しか訪れていないが、庭園美術館と松岡美術館は訪れておきたいところである。
天気がよければ、近くに、自然教育園や目黒美術館もあるが、天気予報がはずれ、今にも雨が降りそうになってきたので、2つだけにした。
庭園美術館は、工事で昨年11月末まで休館していたので、訪れるのは久しぶりだが、内装もきれいになり、建築物としての魅力をゆっくり見ることが出来た。
松岡美術館では、「屏風と掛軸」と中国陶磁コレクションの展示中で見ごたえがあった。
展示内容はかなりのものだが、来訪者は少なく、邪魔されずにゆっくり鑑賞する贅沢を味会うことが出来る。
「洛中洛外図」を一人で邪魔されずに見ることが出来たのはラッキーだった。
展示室の床の間には、さりげなく、円山応挙の掛け軸がかけられている。
上野で開催される企画展と比べると、何と贅沢なことか。

野村の新春セミナー

2018-01-17 15:29:15 | 社会・経済

新春には、各証券会社が、新春セミナーを開催する。
各社とも、力を入れているので、読むに値する良いレポートが作成される。
最近は、インターネットでのセミナーが多くなっているが、90分となると、集中力が続かないので、出来ればセミナーに出席することにしている。
1社だけだと、見方が片寄るので、2社聞きたいのだが、一つは風邪気味で止めたので、今年は野村だけである。
現在、株価は好調で、全くの強気の話に終始した。
昨年もそうだが、各社、強気の見通しをするのが常である。
リスクについても話したいのだが、地政学上のリスクを除けば、ほとんどないという。
原油価格の安定、低金利の安定、為替相場の安定と市場の3つの安定で、好調な企業業績が株高を牽引するというものである。
果たしてそうだろうか。
中東には火種があり、何か起これば、原油価格は上がるだろう。
トランプ・リスクによる中間選挙での想定外はないだろうか。
今年始まる積み立てNISAでの、ドル・コスト平均法による長期投資には説得力があった。
正月の天気のような1年であれば良いのだが・・・