想い出の小箱Ⅱ : 徒然草子

日常生活の中で感じたことを、徒然なるままに記述する。
OCNブログ人「想い出の小箱:レコード・コレクションからの続き。

又、一人横綱に逆戻りか

2017-11-21 20:42:02 | スポーツ

ある程度予想していたことではあるが、稀勢の里の相撲内容は、横綱の相撲とは程遠い。
稽古場での様子から、本場所では厳しいだろうと思っていた。
平幕の対戦力士は、金星のチャンスと大喜びだろう。
休場続きの鶴竜と共に、来場所は進退をかけた場所となる。
横綱は大関に陥落してやり直すことが出来ないので、来場所の成績によっては引退もやむ得ない。
日馬富士が、暴行事件で、引退に追い込まれることになれば、横綱は白鵬一人となる。
もし、引退を免れたとしても、1場所の出場停止処分位は必要だろう。
そうなると、満身創痍の体に加え、相撲感が鈍り、引退につながるだろう。
このところ、人気を盛り返してきた大相撲であるが、新しいスターの登場まで、白鵬に頼ることになりそうだ。

ザルツブルグ音楽祭2017の「アイーダ」

2017-11-20 15:54:27 | 音楽

「アイーダ」は、オペラの代表作でもあるので、これまでに何度か観に行っている。
「アイーダ」を始めて見たのは、映画の「これがシネラマだ」である。
話題の大スクリーンに映し出された第2幕第2場の凱旋のシーンであるが、これが壮大で、オペラを観てみたいと思った最初である。
「アイーダ」の見所はいろいろあるが、やはり、第2幕第2場の凱旋のシーンがどのように演出されるかに関心がある。
今年のザルツブルグ音楽祭で「アイーダ」が上演され、BSで放送された。
アンナ・ネトレプコ演ずるアイーダが話題になったが、演出が従来にない新鮮なものだった。
ただ、第2幕第2場の凱旋のシーンは、従来のポピュラーな演出のほうが楽しめるような気がしたが・・・

ATPツアー・ファイナルでの番狂わせ

2017-11-19 19:44:42 | スポーツ

昨年と異なり、錦織が出場しないので、日本での関心は薄い。
このところの常連であるジョコビッチとマレーが負傷でランキングを下げたので、顔ぶれが大幅に代わった上に、第1シードのナダルの欠場で、実績があるのはフェデラーのみになってしまった。
予選ラウンドを見ると、フェデラーの優勝は間違いないように思えた。
ところが、準決勝でフェデラーがゴファンに敗れた。
第1セットを先取し、このままかと思って見ていたら、なんとフルセットの末、ゴファンが勝ってしまった。
ゴファンは他の選手のように、体格も大きくなく、サーブのスピードもそれほど速くない。
彼の勝利は、錦織にとって大きな参考になるのではないか。
フェデラーはライバルの不在で気力が低下したのかあまり精彩がなかった。
普段あまり見られないダブルスの試合の放送があるのが楽しみだ。

ゴッホ展とルノアール展

2017-11-17 11:11:35 | アート・文化

日本では、印象派はとても人気があるので、ゴッホ展は混雑しているだろうと予想していたが、やはり行列であった。
ゴッホの絵は、ゴッホ展に限らず、他の展覧会でもいろいろな作品に接しているのでさほど珍しくはない。
ただ、今回の展覧会は、ゴッホが影響を受けた浮世絵との関連を取り上げている点がポイントで、油彩画も、「自画像」、「寝室」、「種まく人」他の代表作も来日している。
毎度のことだが、残念ながらゆっくり鑑賞できる雰囲気ではない。
一方、一人でゆっくりと鑑賞できたのがルノアール展である。
銀座の画廊タメナガで、個人所有のルノアール展が開催されている。
この画廊と縁のある個人から借りての展示のようであるが、美術館で観るような大きな絵でなく小品が多いが、すばらしい内容である。
銀座へ出かけると、画廊を訪れるが、このタメナガ画廊は特別である。

日馬富士の暴行問題の対応への疑問

2017-11-16 13:09:02 | スポーツ

連日、日馬富士の暴行問題が報道されている。
事実関係がわからないのでなんともいえないが、報道で知る限り疑問が多い。
暴行は本人が認めているので、事実であろうが、どの程度のものであったのかははっきりしない。
貴の岩は、その後の巡業で相撲を取っているし、表敬訪問で会った人たちも普通だったと云っている。
無理をしたことで後日悪化したことは充分に考えられる。
不思議なのは貴乃花の行動で、巡業部長としての責任がありながら、相撲協会には報告していないようだ。
警察に被害届を出すのであれば、理事である貴乃花は、その前に緊急理事会の開催を要請し、日馬富士の九州場所出場停止処分を議論すべきなのではないか。
理事長選を巡る権力争いが背景にあるのだろうか。
いずれにせよ、相撲協会は、外部から理事を入れる必要がありそうだ。