想い出の小箱Ⅱ : 徒然草子

日常生活の中で感じたことを、徒然なるままに記述する。
OCNブログ人「想い出の小箱:レコード・コレクションからの続き。

橋の落下リスクが表面化

2015-12-23 11:26:54 | 社会・経済

地震での橋桁落下防止の耐震装置の溶接不良が多量にあることが判明した。
元請が外注した下請け業者が、コストダウンのため、抜き取り検査用の製品のみ、正常な規格品を作り、検査会社とグルになり、その他の製品は手抜きをするという不正を行っていたとのことであるから驚きだ。
責任感のかけらも見当たらない。
これらの製品は、全国の高速道路や国道に架かる橋、690本に使用され、装置の溶接不良の危険は目の前にあるということになる。
元請は、製品検査という本来業務をせず、下請け任せにしていたことに原因がある。
先日の杭打ち問題でも、元請は本来の責任を全うしておらず、その責任は大きい。
建設業界は、長年の不況で、収益が悪化し、下請け依存体質が益々進み、下請けへしわ寄せする無責任な形になっており、早急に体質改善する必要がある。
新国立競技場の元請は大成建設に決まったが、多くの工事は下請けに発注されることになるのだろう。
工期との関係で、採算は合わないとも言われているが、注目の建造物であり、下請けにしわ寄せすることなく、良いものを作って欲しい。

すばらしいチーム、バルセロナ

2015-12-21 12:02:18 | スポーツ

サッカーのクラブ・ワールド・カップが日本で開催され、バルサがやってくるということで楽しみであった。
メッシ、スアレス、ネイマールの3人がそろって、本気モードでプレーする姿を日本で見られるのは又とない機会だ。
ところが、準決勝では、メッシとネイマールの2人が体調不良で欠場し、裏切られたかと思ったが、決勝戦では、元気な姿を見せてくれた。
ヨーロッパ・チャンピオンと南米チャンピオンの対戦とは言うが、3人とも、アルゼンチン、ウルグアイ、ブラジルの代表であるから、この表現は適確ではない。
スアレスは、ワールド・カップでの悪い印象があるが、すばらしい選手だ。
3人にばかり注目が集まるが、イニエスタ他の献身的なチーム・プレーには頭が下がる。
南米チャンピオンのチームを相手に、あの正確なパス回しは驚きである。
日本代表のアジア予選でのプレーとは雲泥の差だ。
それにしても、J1チャンピオン、広島の頑張りは見事であった。
どのスポーツでも、世界の最高水準の試合は見ごたえがある。

少し色あせた紅葉の六義園

2015-12-17 14:02:58 | 日記

夜、友人との会食が予定されていたので、少し時期遅れの紅葉を見に六義園に立ち寄った。
都内では、最も人気のある紅葉スポットのようだが、ホームページでも、「少し色あせた」と表示されているので、さすがに人は少なかった。
幸い、小春日和で、人も少ないので、ゆっくりと散策を楽しむことが出来た。
空気感がよく、色あせたとはいえ、まだまだ紅葉を楽しむことは出来る。
東京には、都心にこのような場所があるので恵まれている。
入場料も、65歳以上割引とぐるっとパス割引で120円である。
何枚かの写真を撮ったので、いつもはアップしないのだが、紹介しておこう。
近くに、東洋文庫がある。
「幕末展」を開催していたが、このミュージアムでの展覧会は、ユニークである。

2015報道写真展

2015-12-17 12:28:12 | アート・文化

毎年、年末になると、三越で報道写真展が開催される。
時間が許す限り、足を運ぶことにしている。
いつも思うことだが、今年の出来事でありながら、ずっと前のような気がする出来事も多い。
今年の特徴は、スポーツ関係の写真が多いことだろうか。
フィギュア・スケート、ラグビー他の活躍が社会を元気にしてくれたのは平和のおかげであろう。
今年の出来事で、私の印象に残るのは、ISのテロと異常気象による災害だろうか。
写真展の中では、「東京大空襲から70年」は、いろいろと考えさせられる写真だ。
北陸新幹線の開通、ノーベル賞の受賞と明るい話題がある一方、1年を通すと、景気回復の実感もなく、社会に不信感が蔓延する事象が多く、必ずしも良い1年だったとは言いがたいようだ。

鈍感?無責任?な安倍

2015-12-15 17:25:21 | 政治

自民党と公明党幹事長の交渉で軽減税率の大枠が決着したことに、安倍が満足そうに記者団に喋っていた。
彼にとっては、すばらしい内容の決着だったようだ。
社会福祉費用の増大に対処するために増税した消費税であるが、果たしてどうなるか心もとない。
選挙目当てに、1兆円ものあてのない財源でやろうというのだから、あきれたものだ。
税収が上振れするのを当てにしているようだが、株価が下がれば、年金の運用損が出るように、良い見通しばかり当てには出来ない。
その良い例が年金制度であろう。
いい加減な前提で、破綻寸前に追い込まれている。
新聞の批判の口封じのためか、新聞は軽減税率の対象に加えるそうだ。
海外に外遊に出かけるたびに、国民の税金をばら撒いているが、その成果を評価したことがあるのだろうか。
1票の格差が憲法違反状態との判決が出ている中で、「解散が否定されるものではない。」といっているそうだが、判断力に欠ける鈍感さには全く恐れ入る。