阪神タイガース、金本選手が引退会見し、今季限りでの引退となった。
以前に振れたことがあるが、DHのあるパ・リーグでなら、まだやれるかもしれないが、セ・リーグでプレーを続けるのは、この3年間を見れば限界であろう。
先日の試合では、代打で外野の飛球を相手野手の好プレーに阻まれ得点できなかったが、自分の守備と比較すると、チームに負担をかけていたことは明らかである。
今シーズン、歴代10位の本塁打等、新たな記録も作り、球団社長から、引退勧告めいたことを言われるまでもなく、決断すべき時期であろう。
投手であれば、速球派から技巧派へ変身し、選手寿命を延ばすことが可能なように、フルスイングから流し打ちができるようになれば、代打としてもう少しやれるかもしれないが、彼の性格では無理であろう。
特に、左投手の速球に振り遅れ、打球のスピードも落ちていたので、潮時と思うが、野球解説者達は、遠慮してか、ほとんど口にしなかった。
球団の功労者であった今岡選手の場合、阪神での引退試合もなく、去っていった。
先日の巨人戦のホームランは又とない機会となったが、金本選手には、それなりの場が必要であろう。
連続フル出場記録は有名であるが、1002打席の連続無併殺記録については引退会見まで知らなかったが、素晴らしい記録だ。
いずれ打撃コーチとして、野球界に貢献してくれるであろう。
今シーズンの阪神は、全くひどい限りだが、金本の引退を機に、来シーズン新しいチームに生まれ変わることに期待しよう。
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