為替が円高方向へ転換し、大騒ぎをしている。
株価の値下がりも円高が要因の一つと言われている。
つい先日までは、150円が節目と言われていたが、あっという間に160円になり、今度は155円で円高と大騒ぎをしている。
輸出企業は、150円でも十分な円安水準であり、損益が悪化するとは思われないが、株価は急落している。
つい先ごろまでは、140円が居心地の良い水準と言われていた。
どうしてこんな心理変化が起きるのか不思議だ。
日銀が急激な金利アップをできるわけがなく、米国の金利低下も緩やかと考えられ、金利差はすぐには縮小しない。
160円の方が副作用は大きく、むしろ良い動きと考えるべきだろう。