NHKで、演奏会形式の歌劇「カルメン」が2週にわたって放送された。
オペラの魅力は、舞台や衣装にもあるので、これまで、演奏会形式のオペラにはあまり興味がなかった。
「カルメン」は何度も見ているので、ストーリーも承知しており、どんな風になるのかの興味もあって視聴した。
オーケストラの演奏も良く、歌手も良かった性があるのだろうが、新しい魅力が発見された。
これまで、部分的には良く聴いているが、音楽だけを通しで聴いたことがなかった。
オペラでは、舞台の方に気が向くので、どうしても音楽だけをじっくりと聴くことにはなりにくい。
その点、演奏会形式だと、聴き方が変わってくる。
アリアも、舞台背景がなくても、表情が豊かで充分に聴かせるのはやはり一流なのだろう。
これなら、別のオペラも一度見に行こうという気になった。
カルメンを演じた歌手のふくよかな胸が気になって仕方がなかった・・・