日中韓のトップ・プロとAIの4者によるNo1決定のリーグ戦が開催された。
アルファーの進化版のマスターは、インターネット対局で、プロ棋士に60連勝していると伝えられる。
日本の「Deep Zen Go」は、まだ、そのレベルに到達していないが、日々進歩しているようである。
先日、開発者の加藤氏と話をしたこともあり、TVとインターネットで配信されたので、興味深く見守った。
第1日目は、井山対韓国、AI対中国の対戦となった。
解説を聞いていると、AIが勝勢で、左上のサルスベリを先手で決め、確実にヨセれば、勝っていたようだ。
加藤氏との話では、逆算して打っているはずだが、結果は、予想外に不味いヨセで逆転負けをしたが、随分強くなっていることは確かなようだ。
大会は、残念にも、井山がAIにも負け、全敗し、AIは1勝2敗で3位になった。
AIは、韓国、中国のトップ・プロに善戦し、井山と対戦したときには、更に強くなっていたのだろう。
一方、井山は、チャンスがありながら、又、中国、韓国に敗れた。
井山がAIにも負けたのは、日本囲碁界にはかなりのショックである。