想い出の小箱Ⅱ : 徒然草子

日常生活の中で感じたことを、徒然なるままに記述する。
OCNブログ人「想い出の小箱:レコード・コレクションからの続き。

今年の阪神を総括する

2015-10-16 14:21:56 | スポーツ

クライマックス・シリーズに破れ、今シーズンの阪神のゲームが終了した。
シーズン始めの予想から考えると、9月まで優勝争いに残ったのだからある意味上出来ともいえる。
シーズン前、優勝するためには、金子投手と中島内野手の獲得が必要と書いた覚えがあるが、予想通り、先発のコマ不足と貧打に悩まされた。
ソフトバンクはラッキーゾーンの設定で大幅に本塁打を増産したが、ホームランによる得点力不足は今年も改善されなかった。
多くの試合を見たわけではないが、試合中の采配にも疑問があった。
特に、8月、勝負どころの9月を考えれば、投手の起用法に問題と指摘したが、案の定、9月の勝負どころで息切れし、連敗して脱落した。
優勝ラインを0.530と設定して対戦する戦略など大局観も見当たらなかった。
期待通りの活躍をしたのは藤浪、呉、福原、福留くらいで、新しい選手も生み出せず、収穫の少ない1年であったといえる。
阪神には、負けてもお客様が来てくれるという甘えの体質がある。
スカウト、育成システム等、基本的なところにメスを入れないと今後も期待が持てないだろう。