想い出の小箱Ⅱ : 徒然草子

日常生活の中で感じたことを、徒然なるままに記述する。
OCNブログ人「想い出の小箱:レコード・コレクションからの続き。

消費税の軽減税率の是非

2015-10-18 12:09:14 | 社会・経済

消費税に軽減税率を導入するためのコストはどのくらいかかるのだろうか。
税金は安いにこしたことは無いが、社会保障の充実と財政赤字の回復のために10%の消費税は避けて通れないとすれば、軽減税率の導入は先送りした方が良いのではという気がする。
事務負担を軽減するため、とりあえず、簡易方式でやり、インボイスについて2段階とする案が検討されているようであるが、簡易方式だと、政治資金規正法と同様に脱税の抜け道だらけになり、「正直者が馬鹿を見る」のは目に見えており、賛成できない。
参院選の選挙目当ての色が濃く、いずれ必要になる将来の導入も考慮して、きちんとしたインボイスの方式を確立してからにすべきであろう。
軽減税率の適用範囲をどうするかは、議論が残るところで、この利権をめぐっての動きにも注意する必要がある。
仮に、食料品全般に適用すれば、高所得者のメリットの方が大きいかもしれない。
低所得者に対しては、別の形での対応が可能である。