想い出の小箱Ⅱ : 徒然草子

日常生活の中で感じたことを、徒然なるままに記述する。
OCNブログ人「想い出の小箱:レコード・コレクションからの続き。

ATPツアーファイナルズを楽しむ

2014-11-17 11:28:01 | スポーツ
テニスのATPツアーファイナルズは錦織の活躍で大いに盛り上がった。
ナダルの欠場は残念であったが、昨年の17位から一気に5位に上昇し、初出場で準決勝に進出とは本当に強くなったものだ。
マレー戦を見ていると、ビッグ3プラス1の候補になったと実感できる。
フェデラーの決勝戦の棄権は残念であるが、過酷なシーズンであったということだろう。
このシリーズの最高のゲームは、フェデラー対パブリンカの準決勝であった。
フェデラーがここまで苦戦するとは思わなかったが、故障を抱えての精一杯のプレーであったのだろう。
パブリンカはサーヴも強力で、プラス1の第1候補に躍り出たようだ。
ただ、この試合で残念なことがあった。
第3セットの重要第1ゲームでの主審の判定である。
線審がアウトを宣告したにもかかわらず、主審がオーバーコールでインと判定し、覆した。
ビデオ判定では明らかにアウトであり、誤審であった。
実力が拮抗している場合、プラス、マイナスの1ポイントの差は、試合の結果を左右するものであり、慎重でなければならない。
テニスではチャレンジ制度があり、主審も判定を覆すなら、ビデオで誤審とわかったら、判定を修正する勇気が必要だ。
フェデラーが勝ったからよかったものの、もし、負けていたら、後味の悪い試合になった。
決勝戦の棄権は残念であるが、ジョコビッチの錦織との第1セットを見ると、ほぼ完璧であり、優勝したであろう。

追記 : フェデラーの棄権で、代わりにマレーとのエキジビジョン・マッチがあった。
     続いて、マッケンロー、マレー対ヘンマン、キャッシュの往年の名選手がダブルスの試合をしたが、     とても面白く、決勝戦のチケットを持っていた人たちも満足しただろう。
     年をとっても、ダブルスならまだまだやれそうだ。
     マレーの献身ぶりは大変なもので、イギリスで人気があるのはうなずける。