想い出の小箱Ⅱ : 徒然草子

日常生活の中で感じたことを、徒然なるままに記述する。
OCNブログ人「想い出の小箱:レコード・コレクションからの続き。

解散風が吹き始める

2014-11-12 16:33:33 | 政治

突然、衆院解散風が吹き始めた。
与党は絶対多数を保持し、好き勝手をやってきたが、閣僚の不祥事が続き、アベノミクスに陰りが出始め、今なら、野党の選挙態勢が整っていないから選挙に勝てるとの思惑からだという。
もしそうだとしたら、筋違いだろう。
消費増税の判断は非常に難しい局面にある。
なりふり構わぬ金融緩和で、デフレ脱却を目指し、円安にはなったが、輸出は増えず、国民に景気回復感は乏しい。
どうやら悪い円安の兆しさえ見え始めている。
このところ、日銀の金融緩和と円安で株価は上昇しているが、それでも消費税10%を先送りするとなると、海外投資家の日本国債売りと金利の上昇懸念があり、どちらにしても両刃の刃である。
政府は解散で何の信を問うというのだろう。
原発再稼動、秘密保護法、集団的自衛権等々、争点はいくつもある。
アメリカでは民主党が破れ、オバマ大統領のレイムダックが心配されている。
選挙で多数を得たからと、勝手なことばかりやられてはたまらない。
ここしばらく、政治の動向から目を離せない。