歯痛に悩まされ、どうしようかと迷ったが、朝一番で抜歯し、治まったようなので、毎年三越本店で催される「日本伝統工芸展」の最終日に駆け込んだ。
日本の伝統工芸の技は素晴らしいものがあるが、その技術の継承は簡単ではないだろう。
NHKの「日曜美術館」で紹介されるので、事前に一応の情報を得て見に行くのだが、やはり画面で見るのと異なり、素晴らしい作品である。
受賞を逸した作品にも甲乙つけがたい作品が多々ある。
出品作が完成するまでには、新しい技法を開発し、どれだけの時間と努力が費やされているのだろう。
今回展示されている金工、漆芸、木竹工、染織等以外にも、いろいろな伝統技術があるが、継承の問題は共通のようである。