世論調査の新聞報道によると、自民党が過半数を制する勢いだと云う。
小選挙区制の場合、前回民主党が圧勝したように、一方的になる可能性がある。
民主党のマニフェストに賛同したわけでもないのに、自民党がダメだったというだけで、あのような結果になった。
今度は、民主党がダメだったからと、振り子が元へ振られようとしている。
果たして、それで良いのだろうか。
自民党が長年政権を維持して、あの程度だったものを、民主党が政権を取ってすぐに、何もかもうまくいくと期待する方がおかしいのだろう。
民主党の政権獲得に小沢の貢献が大きかったことは事実だが、やはり両刃の刃であったようだ。
12月8日は太平洋戦争の開戦記念日であったが、だんだん忘れられようとしている。
全体的に右傾化が進み、良識のあるハト派が少なくなっているのが気がかりだ。
今度の選挙は、景気回復、財政再建、消費増税、社会保障、原発、TPP等、重要な課題が多く、党も個人も入り交えているので、選択が難しいが、戦争の悲惨さを知らない無責任な人間に白紙委任することは避けねばならない。