想い出の小箱Ⅱ : 徒然草子

日常生活の中で感じたことを、徒然なるままに記述する。
OCNブログ人「想い出の小箱:レコード・コレクションからの続き。

DUKE ELLINGTON (reprise SJET-9087~8)

2011-09-24 10:19:53 | 映画

デューク・エリントン大全集 : デューク・エリントン楽団

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光テレビで、「映画の巨人 ジョン・フォード」というドキュメンタリー映画を見た。

小学6年生から、洋画を見始めて、ジョン・フォード監督の作品は、黒澤明と並んで、最も多くの作品を見ている監督である。

最初に観たのは、「駅馬車」で、「黄色いリボン」、「リオグランデの砦」、「アパッチ砦」、「怒りの葡萄」、「わが谷は緑なりき」、「静かなる男」、「荒野の決闘」、「騎兵隊」「捜索者」等々、一体何本の映画を見ただろう。

モニュメント・バレーを背景とした映像、地平線と空(雲)、バックに流れる哀愁に満ちた音楽、いずれも彼の映画に欠かせないものだ。

洋画を見始めたころ、観ていたのは、主に、タ-ザン映画、西部劇、歴史ものの活劇映画であった。

現在のように、テレビやインターネットで世界のいろいろなものが見られる時代でなかったので、映画は、知識欲を満たしてくれる源泉であった。

「善と悪」、「愛と悲しみ」、「勇気」・・・。

いろいろな事を、映画の中で学び、映画とともに成長してきたと思っている。

ただ、最近は映画館に出かけることが少なくなり、家で、昔、観た映画を見直すことが多い。

ジャズの巨人と云えば、先ず上がるのが、デューク・エリントンであろう。

このレコードは、リプリーズに入ってから録音した7枚のLPからのオムニバスの2枚組である。

このレコードに、デューク・エリントン楽団の演奏会のチラシが入っていた。年度は入っていないが、1月10日、フェスティバルホールとある。説明に、彼は今年73歳とあるから、1974年5月に75歳で亡くなる前の最後の演奏を聴いたことになる。

その時のメンバーに、クーティ・ウイリアムズ、ハリー・カーネイ他の名がある。