想い出の小箱Ⅱ : 徒然草子

日常生活の中で感じたことを、徒然なるままに記述する。
OCNブログ人「想い出の小箱:レコード・コレクションからの続き。

MAX ROACH DRUMS UNLIMITED (ATLANTIC SD 1467)

2011-09-10 17:30:07 | 社会・経済

マックス・ローチ : 限りなきドラム

フレディ・ハバート(tp)、ロニー・マシューズ(p)他

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9月ともなると、やはり、風がさわやかである。日本の気候は本当に恵まれているが、今度の台風12号の被害は、東北の津浪にも匹敵する位ひどいようだ。

アフリカや中国の一部では、ほとんど雨が降らず、干ばつの被害が出ている一方、一時に1000ミリもの雨が降れば、水害になっても不思議ではない。

地球の環境破壊が進展し、このまま進むと、地球の自然バランスは確実に変化し、いずれ、大変なことになるのであろう。既に、その兆候は表れている。

東日本大震災の復興のための増税が必要との議論が出ているが、今度の台風被害に対しても、同等の支援が必要になるのだろう。

円高で苦しんでいる中小企業他、支援を必要としている者は、少なくない。

増税するとなると、どこから取るかということになるので、いろいろな声が出るのは当然である。

たばこ増税を打ち上げた小宮山大臣に対して、喫煙派の野田、安住、藤村といった重要閣僚が、議論の前に反対という。自分がヘビー・スモーカーだから、タバコ増税は反対だと思われても仕方がないご都合主義の大臣の増税要請を国民は受けるだろうか。

私見を言えば、たばこ増税には理があると思う。1箱700円以上にすると、税収が減るというが、国民の健康被害とたばこによる医療費の増大を考えれば、たとえ減収になってもプラスの方がはるかに大きいだろう。

たばこ村は、原子力村と似たところがある。

皆が、自分は嫌だと思うことを認めないとなれば、増税の議論は前へ進まない。

議員定数の削減、議員歳費の削減、公務員制度改革、増税の前に、先ずやらねばならぬことが山ほどある。

権力の座に座ったとたん、「ぬるま湯にドジョウ」では洒落にならない。

マックス・ローチは、モダン・ジャズ・ドラマーの最高の一人であろう。

ある評論家が、彼のことを「ドラムでメロディーを叩くことのできた最初のドラマー」と評したが、このレコードの6曲中3曲は、ローチのドラムだけの演奏である。