ルイ・アームストロング物語 第1集~第4集 (箱入り)
今日は、7月4日、アメリカの独立記念日だ。サッチモこと、ルイ・アームストロングは、長い間、1900年7月4日が誕生日と信じられてきた。人々が、そう思いたい気持ちが、そうさせたのであろう。最近の研究で、1901年8月4日が正しい誕生日であることが判明したとのことである。
クラシックでは、「ベートーベンに始まり、ベートーベンに終わる」といわれるが、ジャズでは、「ルイ・アームストロングに始まり、ルイ・アームストロングに終わる」と云うことになる。
私もその一人で、この暑い日々でも、彼の演奏を聴いていると、暑さを忘れてしまう。
幸い、レコードや映像が、たくさん残っているので、その全貌に触れることができる。
年代を追って、彼の演奏を聴くだけで、アメリカのジャズ音楽史を紐解くことができる。
第1集は、ルイ・アームストロングとホット・ファイヴ(1926年~27年)
第2集は、ルイ・アームストロングとホット・セヴン(1927年)
第3集は、ルイ・アームストロングとサヴォイ・ボールルーム・ファイヴ(1928年)
ピアノに、アール・ハインズを迎え、「ウエスト・エンド・ブルース」他の絶頂期の名演が収められている。
第4集は、ルイ・アームストロングと彼のオーケストラ(1929年~31年)
ビッグ・バンドをバックにしたもの。
なお、このシリーズには、油井正一氏の20ページ亘る丁寧な解説書がついている。
これ以後の、彼の活躍については、別の機会に紹介することにする。