想い出の小箱Ⅱ : 徒然草子

日常生活の中で感じたことを、徒然なるままに記述する。
OCNブログ人「想い出の小箱:レコード・コレクションからの続き。

BENNY GOODMAN  The Golden Age of Swing (VICTOR RA-

2011-07-07 11:50:18 | 映画

ベニー・グッドマン スイング黄金時代

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今日は、7月7日、七夕だ。私たちの子供時代と異なり、宇宙時代の子供には、こんな話は、通じないであろう。しかし、これは、大人の童話かもしれない。

1年に1度だけ、初恋の人に逢うという物語にすれば、映画のシナリオになるかな?

映画の記憶は、想い出と交錯する。

最近、絵画だけでなく、古い映画のデジタル化による修復が行われている。

カンヌ映画祭でグランプリをとった「地獄門」は、紫色など、実にきれいに修復され、サン・ピエトロ寺院の壁画の修復のように、新たな発見がある。また、モノクロ映画が、カラー化されたのもあるようだが、こちらは、どうだろうか。「第三の男」等、カラー化したら、あの雰囲気は変わってしまうであろう。また、映画では、劇場公開版に、カットされた部分が加えられ、完全版として、復活している。こちらは、公開時の別の事情で、カットされており、多分、監督の意図は、より明確に表現されているのであろう。

テレビで「ニュー・シネマ・パラダイス」の完全版を観た。映画館(銀座のシネ・スイッチだったと思う)で観た時は、123分であったが、完全版は173分で、エレナとの後日談等が、加わったのであろうか。この部分が加わることにより、映画全体の印象が変わったような気がする。大分前のことなので、もう一度見直して比較してみないと判らないが・・・

ラスト・シーンで主人公が、カットされたキス・シーンを集めたフィルムを観る場面があるが、懐かしいと同時に、私にも、同じような思い出がある。映倫の審査で、カットされていたが、洋画の活劇映画では、時々キス・シーンが出てきた。しかし、当時、6年生の子供であったが、嫌らしいと思ったことはなかった。

レコードでも、古い録音を、擬似ステレオ化したものがある。また、古い名演が、デジタル化され、CDとなって、発売されている。レコード・ファンにとっては、あの独特の雑音も音楽のうちなのだが。

RCAビクターが驚異的技術で、ジャズの歴史的名盤を再生した、ジャズ・コレクターズ・アイテムの中の1枚である。

A面は、ベニー・グッドマン楽団。B面は、ベニー・グッドマン(cl)、テディ・ウイルソン(p)、ジーン・クルーパ(ds)のベニー・グッドマン三重奏団とライオネル・ハンプトン(v)を加えたベニー・グッドマン四重奏団の名演である。