折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

ポートランド系オールドローズなど、夏のバラ

2008年07月12日 20時35分00秒 | 小暑
         □ コントゥ・ドゥ・シャンボール(Contes de Chambord/P)
           リビングから見える花壇に…大好きで植えたのだから。
           「シャンボールの物語」って、古城にまつわるのか、
           どんな話なんだろう。


◇ この暑さの中でも、四季咲きあるいは返り咲きのバラは健気である。
  なんの変哲もなく、当たり前のように咲いているが、実は一生懸命にも見える。
  ポートランド系(ダマスク系×コウシンバラが起源)は、返り咲きのバラが中心。
  「ジャック・カルティエ」は、その向かい側、壁に沿って植えている。

     

     
        □ ジャック・カルティエ(Jacques Cartier/P)
          春のように完全なロゼット咲きにならないが、
          それもまた夏の装い。


◇ 一季咲きのオールドローズは、シュートも葉も旺盛に育っているものが多い。
  その中で「フラウ・カール・ドルシュキ」は、一季咲きと思っていた。
  七月に入って次々と薄いピンクの蕾を見せて、純に真っ白な大輪が咲く。
  今年はうっかり朝顔を忘れたが、様々な白いバラが清涼感たっぷり癒してくれる。

     

     
    □ フラウ・カール・ドルシュキ(Frau Karl Druschki/HP/CL)
      麗しく咲くのだが、蒸し暑さのせいかすぐに形が崩れて、無念そう。

     
  □ 一夜明けてけさ開花のバラ、本来の美しさ (2008年7月13日追記)



◇ イングリッシュローズも、日替わりでの二番花。
  花持ちは短くても春とは少しずつ違った姿も、それはそれで季節を感じて美しい。
  紫陽花咲いて二か月、終わりかけの紫陽花を愛でてるようなバラ自身も愛らしい。

     
     □ 一番遅く満開を迎えた紫陽花、パット・オースチンとともに。

     
     □ パット・オースチン(Pat Austin/ER) 春とは花姿が違う。

     
   □ シャルロット(Charlotte/ER) 黄色いバラに落ち着きを感じる。

     
   □ ウィリアム・シェイクスピア2000(William Shakespeare2000/ER)
     今年はこのバラの年のように、ほぼ完璧な姿でよく咲き続ける。


◇ こちらも日に日に花数を増す「レオナルド・ダ・ヴィンチ」
  眩しい陽射しに暑い日も、曇りがちで蒸し暑い日も、いつも変わらぬピンクの祭典。
  ふと北に目をやれば、新たに咲いた百合の花、本格的な夏になったということだ。

    
      □ レオナルド・ダ・ヴィンチ(Leonardo da Vinci/AT/CL)
        新しいシュートがここに来て、ぐんぐん伸びて来た。
        来年のための大切なシュートである。

     
       □ Angel's Dance ... 私が勝手につけた「天女の舞」

     
   □ 二十世紀現代絵画を思わせる、大胆な百合(ちょっと大袈裟)


 
 (una poesia di oggi)

      石も木も眼に光る暑さかな    向井去来(1651-1704)
   

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