ゲノム編集で双子の女の子が生まれた、中国の科学者がやった、中国では妊娠・出産に関してゲノム編集技術は禁止されている、にもかかわらずやったのである、HIVの患者夫婦にHIVに罹りにくい遺伝子操作をした受精卵をつくって出産させたそうだ、かの医療技術者は当該夫婦に必要なことであったとし、その結果は後世が判断すると言っているそうだ、なんでもやってしまえば勝ちだという哲学は現代ではもう危ないことだらけである、その技術は本当に人類や社会を幸福にするのだろうかと十分に検討・熟慮・考慮されたのだろうか、科学者は新しい技術ができたら使ってみたくて仕方がない人種である、倫理より名声とか歴史に残るとかの方が重要なのだ、そのいい例がマンハッタン計画であった、原爆の推進者であったオッペンハイマーは日本に原爆投下という人体実験を止むにやまれぬ思いでいた、科学者の好奇心と歴史に名を残したい欲望に突き動かされ断行してしまった、その結果は74年たった今は明らかである、にもかかわらず核兵器・原発の維持に躍起となっている国々にはよくよく考えてもらいたいものだ、ゲノム編集も然り、手に入れた技術を封印する知恵を持たねばならない
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