「ノラネコの研究」
伊澤雅子 文 平出衛 絵
福音館書店 1991年 発行
これはおもしろい本です
ノラネコの一日の過ごし方を観察した記録です
作者 伊澤雅子さんは哺乳類、とくにネコ科動物の生態の研究者です
従って、やさしい表現ですが、
ノラネコの生態が実によく分かるように書かれてあります
絵はまさしく絵本にふさわしく、
ネコのいろんな表情がありありと描かれていて楽しいです
とりわけ、ネコ観察のコツが5つあげてあって、興味深いです
ネコは人にじっと見られるのがきらいで、
目が合うのは避けないといけませんとか、
そばにくっついてくる人がきらいだとか、うなずけます
それにしても、あの足の速いネコをおいかけて
一日過ごすというのはさすがに生態学者のレベルだと思いました
ノラネコに気づかれずに追いかけてみる愉しみをやってみたいです
それにしても、最近はノラネコも少なくなって危惧しています
飼いネコもいいですが、地域ネコ、いわゆるノラネコを
大事にしたいと思います
このえほんはなかなか読みごたえがありました
さすがに、動物の生態の研究者です
この先生によれば、猫は一日のうち
18時間は寝ているんだそうです
羨ましいような、時間がおしいような
さすが猫ですねえ
えほんも種類が多いです
見ていると、あれもこれもと
迷ってしまいます
そこで、わたしは猫に限定しました
猫以外には目もくれず
ひたすら猫のえほん環探します
いけませんね!!
野良ちゃんにもいろいろな性格の持ち主がいますもんね
またまた、見つけていらっしゃいましたね。
たくさんあるものですねえ。もっとも、ちまたには、ねこグッズがあふれているし、いかにねこが愛されているかが分かるというものです。
それはそうと。うちの近所にも猫は少ないです。
たまに1匹くらい、裏庭を横切って行く奴がいるんですが、首輪をしているから、飼い猫ちゃん。野良猫はほとんど見かけませんよ。ほんと.....。