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テレビ修理-頑固親父の修理日記

古いテレビ、ラジオ、カーラジオ、アンプ、プレーヤ、電話機の修理のご案内です。古い物でしたら何処の国の物でも略OKです

ラジオゾンデ コレクション Radiosonde Collection

2022-06-27 17:46:54 | 通信機

先週末の AWC の集まりに入会希望の稲城市にお住いの K さん75歳がお見えになり収集品の画像を
拝見した際に見たことの無いラジオゾンデが有り久し振りに自分の物を引っ張り出してみた。
今日は時間切れで半分程しか撮影出来なかったが明日また撮影してみよう。 こちらえのご連絡は
https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。

 自分で持っている国産のラジオゾンデの中では比較的近年の W60T型レーウィンゾンデで昭和47
年4月製、製造は明星電気株式会社。 発振は 5794 に依る 1,680MHzで低周波部にはトランジス
タ (2SC828) 1石が使用されている。 

 



こちらは米陸軍の T-304/AMT-4A で 発振 5794 (1,680MHz) + CK5875, 1球の2球構成。
製造は Bendix Aviation Corporation, Friez Instrument Division

 

ロシア製と想われる3球の物で発振は 5794 相当管で1,680MHz、発振管以外の真空管の型番不明。

 

東ドイツ製と想われる DFR1で発振管 (5794 相当管) 以外はトランジスタ4石。 1,680MHz

 

昔々秋葉原の石田無線で購入したと想う米軍払い下げの 403MHzの物で発振は 5703 が担ってい
る。 回路的には同様だが若干構成の異なる物も物置の何処かに在るハズで受信機に改造済。

低周波?の発振は CK 5875 

 

使われている文字からロシア製と想われる1球の発振部。 残念ながら真空管の型番は
読めない。 多分403MHz程度と想われる。

レッヘル線の端に上の画像に見られるバリL が在り周波数が調整出来る。

 

ドイツ製  RS 3 (Radiosonde 3)

内部の構造が良く分からない真空管には HT634R とスタンプが押されていた。

 ドイツの熱心なラジオゾンデ・コレクターからメールを貰い彼に調べて
貰った真空管の内部接続が分かった。 何と内部にコンデンサと抵抗を各2個収めた物で、不思議だ
った構造がうなづけた。

7月5日 新たに送って貰った情報から今回の真空管は OPTA, Q6 で使われているラジオゾンデは RS3
と云うタイプとのことだった。  因みにこれまでタイプNoと考えていた HT634R はこの真空管のタイ
プNoでは無かった。  仕様はフィラメント電圧/電流:2V/0.25A, プレート電圧/電流 : 100V/5mA

 

型番等は不明だが国産のラジオゾンデ用センサー部で温度、気圧、湿度の情報を抵抗値に置き換え
て順番に出力する様だった。

 

Radiosonde Set ML-659(V)3  VIZ Accu-Lok Radiosonde で以前 Fair Radio で購入。

センサー類

上は 1,680MHz発振部、下はアンテナ

左の缶は電池、右の缶は湿度センサー

 

ロシア製と想われる1,680MHz の物で発振はガンダイオードか?

 

Vaisala の RS80 Radiosonde  これも以前 Fair Radio で買った2台で 400MHz帯

注水電池と想われる電池で開放端で約7Vだった。

 

Temperature Sonde Type E 071, Albin Sprenger KG ドイツ製

電池は 2、15、30x2V

温度センサー

使われている真空管は DC96, DF97

左下のコネクタは電源スイッチとなっている

同じ Albin Sprenger の 温度ゾンデ Type E 073

 

 

 

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スタンダード C701

2022-06-12 16:42:38 | 通信機

今日の3台目は初めてとなるスタンダード C701で全く電源が入らなくなって仕舞ったとのお話しだっ
た。この種の通信機の修理のご依頼はこちらのHP https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。

アレコレ電源回路をいじった結果何とか電源は入り周波数表示も 438.34MHZと出た。

実際に送信周波数を診てみたが 438.34MHzで間違い無かったが周波数を変えられない(取り扱
い方法が分からない)。

ロックの解除方法が分からずご依頼主に聞いた結果 ファンクション+セットで外せるとのこと
で早速試みた結果上手く外せた。 初めてのセットなので取説を是非添えて頂きたい。

 

 

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YAESU, FRG-7700

2022-06-03 11:49:45 | 通信機

今日お預かりしたのはこれまでにも何度か手掛けたヤエス FRG-7000 で周波数が変わらず、機構
的な問題では無いかとのお話だった。 この種の受信機の修理のご依頼はこちらの ホームページ
https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。

上は先ずは通電してみた際の状態。 BAND で設定した周波数とは大きく異なっている。

メインのノブを回し少し周波数を下げた状態。 一応周波数は下がった。

BAND 設定は 13MHzだが表示される周波数は脈絡が無い。

上、下の状態では一応表示されている周波数で受信した。

BAND 設定を変えず、メインのノブを少し回しただけで周波数は大きく変わって仕舞った。

PLL だけでは無くアチコチに問題が在る様だった。

 

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SSB Converter

2022-05-25 11:48:35 | 通信機

今日の4台目はSSB Converterと記されたSSBアダプタで455, 500KHz両IFに対応している物だが
先頃急に機能しなくなって仕舞ったとのお話だった。 この種の機器の修理のご依頼はこちらのHP
http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。

故人が作られた物で回路図等は無いが、真空管の一部を動かすと動作したことが有ったとのこと。

実際に動作を診てみたが確かに低周波の前段と想われる 12AT7 を動かすと音声出力が一瞬有った。
ソケットのピンが広がって仕舞っているのかと全て間隙を狭くしてみたが変化は無かった。

回路図が無いので少しづつ回路を追いかけることにした。

前段の 12AT7 周りに可笑しいところは無く、内部の回路を診てみた。

上の画像からは見難いが終段 6AQ5の入力に繋がっているセラミック・コンデンサの入力端(12AT7)
とプレートとの間で半田付けが外れていた。

 

 

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YAESU, FRG-100

2022-05-23 10:27:04 | 通信機

今日お預かりしたのは初めてとなるYAESU, FRG-100でヘッドフォン出力は有るがスピーカーが全
く動作しないとのお話だった。  この種の受信機の修理、改造等のご依頼はこちらの ホームページ
http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。

先ずは伺った症状を確認した。 想像では問題は単純なものと想われたがそこに行き着くのが困難

ヘッドフォン・ジャックは直ぐに見えるところに在ったが.....

想像通り前面パネルを外さねばならなかった。

中々前面パネルが外れず上の画像に見えているビス2本を外さなければならないかと想像した。

ビスを外す必要は無かったが何処かに引っ掛かっていた様だった。

ヘッドフォン・ジャックは上の画像のスプリングで止められていた。

ヘッドフォン・ジャックは表に出せたが電極は露出しておらず最早ここまでかと想われた。

一度諦めたが何とも悔しく駄目元で奥の手を使わせて頂き好結果が得られた。

先程来連続運転を開始し隣の作業台で良好に動作している。

 

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日立 CH-580

2022-04-28 13:53:23 | 通信機

2台目は久し振りの CB 機、日立 CH-580で一部のチャンネルの送信、受信が不可能。 また若干
変調が浅い様とのお話だった。 この種の機器の修理、調整等のご依頼はこちらの ホームページ
http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。

 

4月29日 伺った症状を確認した。 受信は CH1 (26.968MHz) が機能していなかった。

送信は CH4 (27.080MHz) が機能していなかった。 出力計のフルスケールは 0.7W程。

チャンネル切り替えのロータリー・スイッチの問題かとも考えたが残念ながらそうでは無かった。

左は CH1 (26.968MHz 受信用) 26.513MHz、右は CH4 (27.080MHz送信用)の水晶。

久し振りに無調整の発振回路を引っ張り出し先ず 3.579545MHzの水晶を診てみた。

受信、送信用の各水晶は発振しなかった。

幾つかの水晶で動作を診てみた。 14.318MHz の水晶、発振周波数は少し低い。

27.100MHzの水晶は 1/3? の基本波 9.0296MHzが示された。

27.145MHz の物は若干低い 27.138MHzとなっていた。

4月30日 水晶屋さんと打ち合わせ動作良好な水晶(下)と不動の水晶(上)各1セットを投函した。

5月19日 頼んでいた水晶が水晶屋さんから昨日届いた、頼んだ2個以外に 26.513MHzも届いた。

早速組み込んだ結果何故 26.513MHzの水晶が添えられていたのかが分かった。 先日 RX2 が機能
していなかったが今回テストした際 RX1 も機能しておらず、サンプルに添えておいた RX1 用の物
のアクティビティーが低く添えて頂いた物と想われ水晶屋さんの配慮に感謝感謝なのであります。

機能していなかった TX4 も良好となった。

 

 

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JRC, NRD-515

2022-04-07 14:04:24 | 通信機

今日お預かりしたのは初めてとなる JRC, NRD-515でダイアルを回しても周波数が全く変化しない
とのお話だった。 この種の受信機の修理のご依頼は HP http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い
致します。

早速通電し伺った症状を確認した。

お話からはパルスジェネレータの問題だろうと目星を付けた。

何せ初めての機種で前面パネルの取り外しにも想像以上に時間を要した。

何とかパルスゼネレータを外した。

光源の赤色 LED, 2個が見えている。

フォト・トラに繋がっているトランジスタの各コレクタの波形(上下は感度が異なる)。

時に2チャンネル共コレクタに出力が出たが不安定だったので LED に流す電流を少し増やした。

結果途中までは信号が出る様になったのだが後段では残念ながら出なかった。

U2A, U2D に問題は診られなかったが同じ IC の U2C, U2B に出力が出ない。 U2 の交換は梃子
摺ることが想像出来る。

4月8日 昨日は早めに閉め部品屋さんに向かい IC を購入した。

先ず IC2 (4001) を交換した。 配線を終え動作確認をしたが最初昨日動作しなかった U2C の10
番ピンに出力が出たので喜んだが、もう片方の 4 番ピンには出力が無く、再度 10 番ピンを当た
ってみたが出力が無くなっていた。 仕方なく IC3 (4011) を交換してみたが変化は無かった。

 

永年測定器の設計に携わっていたクラブメンバーの一人 M さんに診て頂くことにした。

4月12日 Mさんの所から戻ってきたパルスゼネレータを組み込んだ。 一瞬動作した感じが有
ったが周波数は変わらず UP/DOWN スイッチで周波数を変えたが上の 1,244KHzではニッポン
放送 1,242KHzを受信しているが、何故か下の FEN, 810KHzは受信出来なかった。 

上はラジオ日経 (6,055KHz)、下は北京放送 受信時。

上の NHK 第一 (594KHz) は良好に受信出来ていたが TBS (954KHz) は何故か受信不可。

別の北京放送。 何故か 0MHz の同一バンド内でも感度の差?が大きかった。

4月16日 M さんに再度送った物が戻って来たので輸送に依る問題が無いことを確認した。

しかし今回、問題の元凶は PG に在るのでは無いかと云う予想に間違いは無かったが、動作の
確認にはこちらで使っている様な周波数特性の悪いアナログ・オシロでは非常に困難だった。
また電源ラインの容量が若干不足している様で本来 5Vの VCCが末端では 4.85V しかなかった。
それと業務用の受信機では中波の放送帯の感度を落としていたり ATT を組み込んでいる物も
診られるが今回の物では BPF を使っているので同一バンド内で大きく感度が変わるのは当然
だった(普段回路図は D/L するが取説に目を通すことは先ず無い)。

 

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TRIO, TS-511S

2022-04-05 11:46:20 | 通信機

今日お預かりしたのは初めてとなる トリオ、TS-515S でオークションで入手された物と伺った。 
この種の物の修理、確認等のご依頼はこちらのHP http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。

取説に従い終段のプレート電流 (40mA) を確認した。

取説では送信のテストは TUN モードで行う様記されていたがその TUN (CWの右)が何故か無い

仕方なく CW モードで短時間テストを行った。 上は 7MHz, 85W  下は 3.5MHz, 100W

上は 14MHz, 68W 下は 21MHz, 76W

28 MHz, 52W

受信動作の確認に移った。 上、下は 7MHz帯

上は 3.5MHz帯、下は 14MHz帯

上、下は 21MHz帯 14:30頃 奄美市の 8J6AMAMI 局が 21.225MHzで 59+で入感していたが
最初コールサインを間違えてコピーしたかと想った。

上は 21MHz帯、下は 28MHz帯。

しかしウィークデーの午後にも関わらず 7MHzの混み様は大したものでこちらが開局した 60年前
を彷彿させるものだった。

 

最後に実際に音声入力での変調度を診て終わりとした。

トリオのハイ・インピーダンス (50KΩ) マイクが無くヤエスの物を使った。

 

 

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ICOM, IC-R7000

2022-03-23 17:01:05 | 通信機

今日の2台目はこれまでも何度か手掛けた ICOM, IC-R7000 で先日急に全く動作しなくなって仕舞
ったとのお話だった。 ところでご依頼主には2度程返信を送れたが、何故かその後のメールは全て
エラーで戻って仕舞いこちらからの返信が送れ無くなって仕舞った(困った)。 この種の機器の
修理のご依頼はこちらの ホームページ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。

3月24日 昨日は時間が無く殆ど何も出来なかったが今日は朝から取り組んだ。

電源の電流は定常時は少なかったが突入時のピークは可成りだった。  定格は1次 1A、2次 2Aだっ
たが共に 1A のヒューズが使われていた。

ご依頼主から別の二つのメールアドレスを連絡頂いたので今度は届くだろう。

 

 

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Collins, 51J-4

2022-02-23 14:43:58 | 通信機

今日お預かりしたのは初めてとなる 51J-4 で電源は入るが音が出ないとのお話だった。 この種の
受信機の修理のご依頼はこちらの HP http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。

添えて頂いたマニュアルは何故か 51J-3 の物だった。

最初音が出ない様だったが暫く通電した結果一応受信出来る様にはなったが真空管始めアチコチ
に問題が在りそうだった。

954KHz (TBS, JOKR)  受信時。 電源電圧 117V

2月24日 先ずは真空管全て(整流管を除く)の gm を診てみた。 2nd Mix. V106 (6BE6) がギ
リギリだったがそれ以外は特に劣化してはいなかった。 (予想が外れた)

2月25日 今日は略全ての真空管の電圧(主にプレートとスクリーン)を調べてみた。

最後に診た RF Amp. V101 (6AK5) のプレートの電位が 47V と可笑しかった。

てっきりプレート負荷の 6.8KΩ が高化して仕舞ったのかと調べたがそうでは無く AVC 電圧に依っ
てこの様な電圧になる様だった。 他に IFT も幾つか診たが全く離調しておらず驚いた。

上はキャリブレーション時の (S) メーターの振れ。  AVC 回路が怪しいが、この部分の動きはマニ
ュアルを細かく読むところから始めなければならない。

3月4日 順番が逆だがこの機種のマニュアルをダウンロードしてみた。 結果先日変化が無かっ
た T102 は矢張り(底面から)変化が無いのは可笑しい。 マニュアルでは上面からコアを調整
すると記されていたが、底面の調整箇所は3mm程のネジの頭にーの溝が在りここを回したが何
とかクリスタルフィルターユニット内部を見てみたい。

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NASA, HF4E-S + Lowe, HF-150

2021-11-17 15:33:59 | 通信機

昨日お預かりしたのは NASA, HF4E-S と Lowe, HF-150 と云う短波用の受信機で初めてとなる2台だ
った。 この種の受信機の修理のご依頼はこちらの ホームページ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ に
お願い致します。

こちらは受信周波数に 1-2 KHzのズレが在るとのお話だった。 確かに少し上の方にズレているの
かも知れないがクラリファイアで補正出来、無理に修理しようとすると山程セラミックフィルターを用
意しなければならない。

こちらは本体とキーパッド間の接続に接触不良が診られるとのお話だった。

お話を伺った時に接続は 15pin 位のコネクタが使われているのかと想像したが実際は 3.5φのステレ
オ・ミニプラグが使われており、シリアル信号で I/F している様だった。

幾つかの周波数を入力してみたが接触不良は全く診られ無かった。

今日は腹立たしいことが2件も発生して仕舞、特に片方はとんでも無いクレーマーだったので仕事
どころでは無くなり早目に仕事場を後にして隣駅に在るホームセンターに工具を探しに行った。

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Drake, R 8

2021-10-03 10:54:49 | 通信機

今日お預かりしたのは Drake, R8 で R8A は以前手掛けたことが有る。 感度が低い気がするとのお
話で先ずは動作を診させて頂いた。 この種の受信機の修理、動作確認のご依頼はこちらのホーム
ページ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。

感度確認に使っている平均地上高5m程、水平部15m程のアンテナを使った。

上は RF OFF、下は RF PRE でのラジオ日経。 約 6dB 程異なる。

ラジオ日経受信時。 問題無し

7MHz帯を聴いてみたが特に感度に問題が有るとは感じなかった。

15MHz 帯の北京放送等。

中波帯(1MHz以下)の感度が可成り低い。

特に 800KHz 辺りから下は感度の低下が顕著でこれでは使い物にならない。

本来の仕様を確認してみたが例えば AM では 0.1-30MHz で 1.5μV 以下、或いは 1.8-30MHz で
0.8 μV (Preamp ON) と謳われており特に中波帯で感度が落ちるのは仕様から逸脱している。

RF 回路が載っている基板を見てみたが目視では問題は診られなかった。

ループアンテナ使用での上は改造前の JOLF 下は改造後の JOLF。

どうも中波帯 (Band 2) の BPF の減衰が大きい様だった。

上は改造後のループアンテナでの NHK 第一 受信時。  下は感度確認用の逆Lでの JOLF 受信時。

同様 AFN (810KHz) と逆 Lでの NHK 第一。

奥の手を使えば感度は可成りドラスティックに上がるが出来ればもう少しまともな(本来の)方法で
感度の増加が得られ無いものか帰路通勤電車内で回路図に目を通した。 明日確認してみよう。

10月4日 Band 2 の制御信号とスイッチング・ダイオードを診てみたが問題は無かった。

 

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ヤエス FT-102

2021-09-30 11:25:05 | 通信機

2台目は八重洲無線の FT-102 で受信が機能せず幾つかのリレーを交換して欲しいとのご依頼を
頂いた。 この種の通信機の修理のご依頼はこちらのHP http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願
い致します。

リレーが載った基板の上には色々な物が在り底部から作業出来るのか目下不明イヤハヤ可成りの
物を外す必要が有りそうだった。

RF Unit の上に在る4本のシャフトを外す必要が有るが3本は外れたが最後の Band 切り替え用のシャ
フトが外せ無い。 前面部分を全て分解するとなると大事となるが。

RF Unit に何かが繋がっている様で外せ無い。 裏にグランド用の網線と白いコードが付いていた。

グランド用の網線はシャーシに直接半田付けされていたので半田コテを二つ使って何とか外した。

リレーの一つとシャフト間の距離が小さいが上手く外せるのか? ここまでで2時間を要した。

その後帰宅時間ギリギリまで取り組みリレー4個を外し、添えた頂いたリレーに交換して行ったが最
後にバンド切り換えスイッチの直下に在る物に取り掛かったが高さの問題から換えられなかった。
リード線で延ばし近くに設置するかとも考えたが、外した物の状態を確認し良好な物を戻した。
しかしこの様なギリギリの寸法の設計は止めて欲しい。

10月1日 何とか組み込んだが結局4時間40分を費やした。 通電してみたが USB/LSB の音声出力
が無く、唯一 AM のみが動作した。

7MHz帯での QSO をウォッチしてみたが感度はイマイチでまた AM モードなので厳しい。

 

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Collins KWM-2

2021-09-28 11:32:25 | 通信機

今日お預かりしたのは自分でも昔一時期使っていた KWM-2 で受信時バリバリと云った雑音が混入す
るとのお話だった。 この種の機器の修理のご依頼はこちらの HP http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/にお
願い致します。

早速通電し症状を確認した。

ところが10分程でノイズは収まって仕舞いその後発生しなかった。

暫く放置した後再度通電してみたが、最初少しノイズは診られたが直ぐに出なくなって仕舞った。

9月29日 今日も通電し様子を診てみた。

久し振りに 7MHz を聴いてみたが可成りの局が平日の昼間にも関わらず出ていた。 偶々 JA3MQY
局と JA4HIX 局の QSO を30分程聞いてみた。 ノイズは現れず。

9月30日 昨日夕方も通電し問題は診られ無かったが、今朝もノイズは発生しなかった。

 

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AOR, AR 7030

2021-09-12 13:43:09 | 通信機

 今日の2台目は AOR,  AR 7030 で確かこの機種を手掛けるのは3度目となる。 お話ではバックア
ップの電池を交換したが音声出力が無いとのことだった。 この種の物の修理、改造等のご依頼は
こちらの ホームページ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。

外された Ni-Cd 電池の開放端の電圧は 1.183V だった。 交換された Ni-Mh 電池は 1.271Vだった。

お話の通り受信する気配も、音声出力も全く無かった。

信号発生器から 5.3MHz辺りの信号を加えた。 何とか徐々に動作し始めた。

上はラジオ日経 (6,055KHz)、下は北京放送受信時。

TBS (JOKR, 954KHz) を1時間程連続して聴いてみた。 動作も音量も問題無し。

 

 

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