goo blog サービス終了のお知らせ 

テレビ修理-頑固親父の修理日記

古いテレビ、ラジオ、カーラジオ、アンプ、プレーヤ、電話機の修理のご案内です。古い物でしたら何処の国の物でも略OKです

Collins, 51J-4

2022-02-23 14:43:58 | 通信機

今日お預かりしたのは初めてとなる 51J-4 で電源は入るが音が出ないとのお話だった。 この種の
受信機の修理のご依頼はこちらの HP http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。

添えて頂いたマニュアルは何故か 51J-3 の物だった。

最初音が出ない様だったが暫く通電した結果一応受信出来る様にはなったが真空管始めアチコチ
に問題が在りそうだった。

954KHz (TBS, JOKR)  受信時。 電源電圧 117V

2月24日 先ずは真空管全て(整流管を除く)の gm を診てみた。 2nd Mix. V106 (6BE6) がギ
リギリだったがそれ以外は特に劣化してはいなかった。 (予想が外れた)

2月25日 今日は略全ての真空管の電圧(主にプレートとスクリーン)を調べてみた。

最後に診た RF Amp. V101 (6AK5) のプレートの電位が 47V と可笑しかった。

てっきりプレート負荷の 6.8KΩ が高化して仕舞ったのかと調べたがそうでは無く AVC 電圧に依っ
てこの様な電圧になる様だった。 他に IFT も幾つか診たが全く離調しておらず驚いた。

上はキャリブレーション時の (S) メーターの振れ。  AVC 回路が怪しいが、この部分の動きはマニ
ュアルを細かく読むところから始めなければならない。

3月4日 順番が逆だがこの機種のマニュアルをダウンロードしてみた。 結果先日変化が無かっ
た T102 は矢張り(底面から)変化が無いのは可笑しい。 マニュアルでは上面からコアを調整
すると記されていたが、底面の調整箇所は3mm程のネジの頭にーの溝が在りここを回したが何
とかクリスタルフィルターユニット内部を見てみたい。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« UHER, CR 210 | トップ | B&O, Beolab 2 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

通信機」カテゴリの最新記事