2台目は久し振りの CB 機、日立 CH-580で一部のチャンネルの送信、受信が不可能。 また若干
変調が浅い様とのお話だった。 この種の機器の修理、調整等のご依頼はこちらの ホームページ
http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。
4月29日 伺った症状を確認した。 受信は CH1 (26.968MHz) が機能していなかった。
送信は CH4 (27.080MHz) が機能していなかった。 出力計のフルスケールは 0.7W程。
チャンネル切り替えのロータリー・スイッチの問題かとも考えたが残念ながらそうでは無かった。
左は CH1 (26.968MHz 受信用) 26.513MHz、右は CH4 (27.080MHz送信用)の水晶。
久し振りに無調整の発振回路を引っ張り出し先ず 3.579545MHzの水晶を診てみた。
受信、送信用の各水晶は発振しなかった。
幾つかの水晶で動作を診てみた。 14.318MHz の水晶、発振周波数は少し低い。
27.100MHzの水晶は 1/3? の基本波 9.0296MHzが示された。
27.145MHz の物は若干低い 27.138MHzとなっていた。
4月30日 水晶屋さんと打ち合わせ動作良好な水晶(下)と不動の水晶(上)各1セットを投函した。
5月19日 頼んでいた水晶が水晶屋さんから昨日届いた、頼んだ2個以外に 26.513MHzも届いた。
早速組み込んだ結果何故 26.513MHzの水晶が添えられていたのかが分かった。 先日 RX2 が機能
していなかったが今回テストした際 RX1 も機能しておらず、サンプルに添えておいた RX1 用の物
のアクティビティーが低く添えて頂いた物と想われ水晶屋さんの配慮に感謝感謝なのであります。
機能していなかった TX4 も良好となった。