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テレビ修理-頑固親父の修理日記

古いテレビ、ラジオ、カーラジオ、アンプ、プレーヤ、電話機の修理のご案内です。古い物でしたら何処の国の物でも略OKです

TRIO, R-1000

2021-07-18 11:01:33 | 通信機

今日の1台目は久し振りの TRIO, R-1000 で中波は何とか聴けるが短波の感度が低く、周波数表示が
不完全とのお話だった。 この種の受信機の修理のご依頼は HP https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ に
お願い致します。

先ずは動作を診てみた。 KHz 表示のダイアルの位置が大きく異なっていた(上)。 それを修正した
のが(下)。 周波数表示の上の部分が欠けている。  こちらで最も電界強度の高い JOLF 受信時

次いで JOQR (TBS, 954KHz) 受信時。  7セグメントのドライブを診てみよう。

ラジオ日経 (6.055 MHz) 受信時(上)+(下)。 短波の感度はそう低く無い。

北京放送 (15.159MHz) 受信時。 

7月19日 IF の調整に取り掛かった。

MW のアッテネータをジャンパーした。

 

次いで 7 セグメントをドライブしている Q34 (MSM5524) の動作を診てみた。

残念ながら a の出力が無かった。 ここは Q34, MSM5524 の交換以外無い。

 

 

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AOR, AR-2002

2021-07-10 12:57:36 | 通信機

今日お預かりしたのはこのモデルの確か3台目となるAOR, AR-2002で電源は入るが雑音のみでス
キャンしている画面にはなるものの音声出力が出ないとのお話だった。 この種の受信機の修理の
ご依頼はこちらの ホームページ https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。

ロッドアンテナが曲がっているとのお話だったがこれはこちらでは修理出来ない。

早速通電してみたがブーンと云うハムの様な出力が有るだけで全く動く気配は無かった。

ご依頼を頂き昨日回路図とブロック・ダイアグラムからチェック・ポイントの目星を付けておいた。

奥の手を使い何とか動作する様になった。

動き出した最初は何か以前メモられていた周波数が表示された。 次に表示されたのは 128.8MHz
(羽田の ATIS)で気象通報が為されていたが通常室内では受信不可能。  *文字が余り読めない。

上は NHK 横浜 81.9 MHz、下は TBS のワイド FM 90.5 MHz   (WFMえの切り替え方不明)

こちらが航空路の略真下にある伊豆七島と調布を結んでいる新中央航空のカンパニー 129.3MHzを
ウォッチしてみた。  入感するのは調布離陸時と帰路、降下を始める時なので頻度は可成り低い。

 

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TEN-TEC, Titan 425

2021-07-06 10:35:47 | 通信機

 今日お預かりしたのは初めてとなる TEN-TEC のリニアアンプ Titan 425 で電源が入らないとのお
話だった。 この種の物の修理のご依頼はこちらの HP https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い
致します。

電源ラインの導通を診てみたが確かに何処かでオープンになっている様だった。

問題は電源部では無さそうだったので本体に取り掛かった。

出力の 3CX800A7 の片方がソケットから外れていてピンの一部が曲がっていたのを直した。

赤い巻き線で構成されているのはプレート回路の RF チョークの様だが以前スパークしたのか?

徐々に電源ラインを追った。 最後には遂に前面パネルを外すことになった。

電源スイッチの片方の配線が外れていた。 分かって仕舞えばナーンダと云うものだった。

電源部に使われていた止めネジは殆どはタッピング・タイプで、通常のビスは7本だった。

 

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National, HRO-500

2021-06-30 12:10:01 | 通信機

今日お預かりしたのは初めてとなる National, HRO-500 で AC120V でも DC12V でも電源が入らない
とのお話だった。 この種の受信機の修理のご依頼はこちらの HP http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお
願い致します。

早速 AC100V で通電してみたがスンナリ電源は入り若干リップルの様な音が SP から聴こえた。

メインのノブが輸送中に割れて仕舞った様だった。 Y運輸は箱が凹んでいたりしない限り補償は
対象外とのことだった。

AC 電源ではリップル成分が気になったので DC12V で動作を調べた。 非常にゲインは小さかった
が一応出力回路は機能していた。

上は J4 26MHz Out、下は J300 HFO Out

上は J5 VFO Out、下は J3 Lo. Freq In (26MHz成分が混入している)

BFO Out なのだが BFO 用の信号は診られ無かった。 ここにも 26MHz成分が混入していた。

7月1日 一度諦め掛けたが再度取り組むことになった。

後段  Q14 (3rd 230KHz IF) から動作を確認し始めた。 コレクタに加えた 230KHz は検波出力で確認
出来たがベースに加えても全く検波出力では確認出来なかった。

Q14 の各電極の電位は下の図の通りで大きくカットオフ状態だった。

トランジスタ(場所)に依っては手が届かず外したり元に戻すだけで時間を要する。

Q14 のエミッタは Q16 Muting に繋がっておりこのトランジスタ 2N2429 は E-C が短絡状態だった。

Q16 を外し手元に在った PNP のトランジスタに交換してみたが Q14 のエミッタの電位は大きく変
わったもののまだカットオフ状態だった。 残念ながらこのミューティングの回路の動作は不明。

 

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日本無線 JHV-23SA 型 VHF 無線電話装置(昭和41年12月)

2021-06-27 16:52:31 | 通信機

夕方少し時間が有ったので永年棚でホコリを被っていた日本無線の JHV-23SA と云う昭和41年12
月製の VHF の無線電話装置(トランシーバー)の中身を見てみた。 この装置が何時から在るのか
は全く記憶に無いが想像では昔ハム・フェアに参加した時に何方かから頂いた物では無いかと想う。 
こちらえのご連絡は ホームページ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。

144M 改 と記されておりハムバンドに改造されている様だった。

元々の周波数は 154.59 MHzの様だった。 (150MHz帯簡易無線)

中央に見えているパワートランジスタ上下4個は電源電圧昇圧用 (DC-DC) 用と想われる。

送信部の終段部分に使われているドライブ用のトランジスタ(パラ接続)は不明。

終段は 2N3375 (x2 パラ) だった。 後でこのトランジスタのスペックを見てみよう。

送信部の水晶ユニットは一度分解され TR-2200 用の 145.74MHzの水晶が組み込まれていた。

受信部の水晶ユニットも分解されこちらにも TR-2200 用の水晶が組み込まれていた。 第一 IF は
10.7MHz、第二 IF は 455KHzだった。

スピーカー用のアンプはスピーカーの周りに組み立てられ出力は 2SB80 ppだった。

サテ問題は引き出されている D-Sub 25pinのコネクタが一体何を担っているのかが全く不明?
回路図が在れば直ぐに分ることだが。

6月28日 先ずは通電してみたが全く電流が流れなかった。

上の画像に見られるリレーが電源用の物と想われ先ずこのリレーがONしないと電源は入らない。

6月29日 電源のリレーの制御回路を追った。 結果元々のボリューム RV302/S301 のスイッチは
使われておらず D-Sub の 8番ピンに繋がっていた。 他にも VR, SQ の両ボリュームやスピーカー
出力も D-Sub に繋がっていた。

 

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連絡先が記されて無ければこちらからは何も出来ません。

2021-06-10 09:27:48 | 通信機

FT-101Eの改造等に関するお問い合わせを頂きましたが何度も説明している通りメールアドレス等
の連絡先を記して頂かなければこちらからは何も出来ません。  また全ての記事に添えて有るこち
らの ホームページ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からご連絡頂く方が早道です。

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Drake, SSR-1 (2台)

2021-06-06 16:57:30 | 通信機

今日お預かりしたのは久しぶりの Drake,  SSR-1 で中々届かず何時ものドライバーに電話をして帰
宅時間までには届けるとのことになったが間もなくバスの時間となって仕舞い明日診させて頂こう。
この種の受信機の修理のご依頼はこちらの ホームページ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致
します。

Y運輸さんの場合月曜~金曜の間はパートの女性軍のサポートが功を奏しスムーズに荷物が届くが
土日はそれが無く(今日も外注と想われる男性が運んで来た)届くのには時間を要する様感じる。

片方は全く機能していなかったので先ずはハーモニックゼネレータの 10MHzの発振源を確認した。

次いで第一局発を診てみたが稀に発振することも有ったが非常に不安定だった。

第三 IF 455KHz と第二 IF 2~3MHzは Q10 の入力側で動作しなくなり調べたところベースバイアスが
ゼロとなっていた。 ここを強制的に動作させた結果第二 IF以降は動作し出したがどうも AVCに問題
が有り、また第一局発も殆ど動作しないので先に進むのはどうか?

何とも悔しく帰路通勤の車内で回路図を眺めながら帰宅したが AVC 回路を確認してみることにした。
回路図が在るので由としなければならないがパターン図が在れば作業はズットやり易くなるのだが!

6月8日  AVC回路に問題が在りそうだったので取り掛かった。 調べを進めた結果ミュート用のトラ
ンジスタ Q12 が外されていた。 以前この機種の修理を手掛けた方が外した様だった。

AVC 回路に 1V 程度の電圧を加えると第二 IF 以降は動作したが、矢張り第一局発が機能しておら
ず残念ながらここまでとした。

 

動作している方は可成り良好だった。 上は JOKR (954KHz)、下はラジオ日経 (6,055KHz) 受信時

6月8日 全バンドでの動作を診てみた、問題無し。

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LTV, G133F

2021-03-20 10:40:19 | 通信機

今日お預かりしたのは初めてとなる LTV の G133F 受信機で 51S-1 の軍用バージョンと聞いた。 この
種の受信機の修理等のご依頼はこちらの HP http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。

数年使って無かったとのお話だった。

3月21日 早速動作を診てみたがハムが若干気になり感度は低いが一応動作した。

照明のランプは一応全て点灯する様だった(接触不良がアチコチに診られた)。

全ての真空管のgmを診てみたが V8 (6BA6) が断線していた。 他にV11 (5670) が 25-25/26、またV14
(12AX7) が 24-26/32 と Mini Value を下回っていた。   V8 を交換してみたが感度は可成り上がった。

先ずメーターのゼロ調整を行った。

TBS (JOKR, 954KHz) 受信時。

上はニッポン放送 1,242KHz受信時、下は北京放送約 15.130MHz受信時。

照明用の小型ランプが点灯していない部分が在った。 ランプは約 5.4φx15mm長だった。

 

 

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スター、 SR-700A + ST-700E

2021-03-17 11:48:33 | 通信機

今日お預かりしたのは初めてとなるスターの SR-700A と ST-700E で回路図等を添えて頂いたので
近々取り掛からせて頂こう。 しかし何ともシッカリした梱包で開梱に可成りの時間を要した。この種
の機器の修理、動作確認等のご依頼はこちらの ホームページ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致
します。

先ずは動作をザット診てみたが良好だった。

全ての真空管の gm 測定に取り掛かったが、上の 6BZ6 のシールドケースを被せるのに難航した。
シールドケースが無ければ何の問題も無いのだが、ユニット間の隙間に在るこの真空管に如何に
してシールド被せるのか設計時考えなかったのだろうか? 

結局全て良好だった。 極一部のコンデンサは交換されていたが殆どはオリジナルのままの様だった。

今日は非常に腹立たしいことが有ったことも手伝って早めに仕事場を後にし部品屋さんに向かった。

3月18日 昨日購入したコンデンサに交換した。

全て交換し動作確認を行ったが何故か受信しなかった。

後段から徐々に前に進んだが第一局発が機能していないのかと診てみたが問題無かった(下)。

第一混合のグリッドでも、高周波増幅のプレートでも機能していたがグリッドでは動作しておらず RF
Amp, 6BZ6 を診てみたがどうもヒーターが点灯していない様だった。 一度外したところ3番ピンが曲
っていた。 先日一度抜いた後挿し込んだ際に曲がって仕舞った様で少しづつ戻し良好に動作した。
(今回は RF UNIT を固定しているビス3本を外し 6BZ6 を差し込んだ)

 

ST-700E で使われている真空管の gm も全て問題は無かった。

3月18日 先ずは動作を診てみた。 電源が入らず調べたところ 3A のヒューズが飛んでいた。

アレコレ試みてみたが送信出力を得ることは出来無かった。 先ずは取り扱い方が不明確なので
取説(英文)等を持ち帰った。 各真空管に電圧は加わっている様なのだが? 今日は時間切れ。

先ずはキャリアの発振部から動作を確認して行った。

3月19日 キャリアとサイドバンド・ミキサー、IF アンプ等に取り掛かった。

V5 の出力までは一応機能し始めたが、V6 の出力は本来 8.6 ~ 8.0MHz で無ければならないのだが
5.458 MHzと大きく異なっていた。  VFO の出力が怪しい。  可成り難航しそうな気配が漂い始めた。

上は VFO 出力で良好だった。 下は回路図上 VFO LPF と記されたローパス・フィルター。

回路図と実際の回路が異なる部分が幾つか診られるが上は V6 (VFO Mixer) 周りの実際の回路。

3月24日 2.95MHz成分のレベルが低いので V3 (SB Mixer) の出力に先ず取り掛かった。

上は1次側の共振周波数約 2.79Mhz、下は2次側の共振周波数約 2.71MHz。

ダスト・コアが調整出来ると簡単なのだが何かでシッカリ固定されておりビクともしなかった。

仕方なく適当なセラミック・コンデンサとトリマーを使って共振周波数を合わせた。

2次側の共振周波数も同様の方法で 2.95MHzに持って行った。

サテ一度組み込んで様子を診てみよう。(真空管等のストレー・キャパシタンスがどう影響するか)

組み込んでみたが 3.4MHz成分が多く肝心の 2.95MHz成分がどれ位なのかは不明。 スペアナが
欲しくなる。 今日も早めに帰路に着き部品屋さんでコンデンサ数種とトリマーを買ってこよう。

もう1方の 2.95MHz用共振回路 (295B) も内部を見てみた。

シールドケースを外した状態ではインダクタンスが増える様で共振周波数は下がった。

3月27日 先日購入したセラミックトリマーで共振周波数を各々 2.95MHzに持って行った。

3月28日 これまで最も単純な CW モードで色々試みたが肝心な 2.95MHz成分が出ず最早これまでか
とも考えたが今日は駄目元で USBモードで動作を診てみた。 幸い 2.95MHz成分が出始めた。

2.95MHz用のコイル(V6の出力)のコンデンサ 80pFが大き過ぎる様だったので 47pFに換えた。

ところが VFO との合成結果 8.0~8.6MHzとならなければならないのだが VFO の成分しか出ない。

添えて頂いたこのモデルの最初バージョン ST-700 での回路に換えるしか無いか? 疲れた!

3月29日 今回のモデルでは中間周波 (2.95MHz) と VFO 出力を共に V6 の G1 に加えているのが気に
なったのでオリジナルと同じ中間周波は G1、VFO 出力はカソードに加えてみた。

上は V6 VFO Mix の G1、2.95MHz 中間周波入力(1KHz変調)。 下は V6 K の VFO 入力。

上はV6 のプレートでの波形、略 5.5MHzの VFO 成分のみ。 下は 8.0~8.6MHz、BPF Outでオール
バンド発振の成分 (15.6MHz) しか診られない。 8.0~8.6MHzの BPF の特性が定かで無いが残念な
がら好結果は得られなかった。

 

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R-390A/URR

2021-03-07 14:03:20 | 通信機

今日の2台目は久し振りの R-390A で可成り感度が低いとのお話だった。 この種の受信機の修理の
ご依頼はこちらの ホームページ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。

実際に動作を診てみたが周波数はズレていたが感度は特に低いとは想えなかった。 上は TBS (JOKR,
954 KHz 受信時で約 26KHz +側にズレている)

上はラジオ日経 6,055KHz 受信時、約+13Khz のズレ。 下は FEN, 810KHz受信時+21KHz。

3月8日 今日は内視鏡検査が有り仕事場には夕方近くになって仕舞った。 特に感度は低いとは感じ
なかったので先ずは真空管の gm 測定に取り掛かった。  未だ全てでは無いが殆どの物は問題無し。

3月9日 昨日の続きに取り掛かり全ての真空管の gm を確認したが問題となりそうな物は1本も診
られなかった。  これまでの状態を伺ったところ購入時から9MHz帯の北京放送以外は全く聴けな
かったとのお話で、またアンテナはバランス入力に変換アダプタ UG-970/U を加え、アンテナはダ
イポールを使っているとのお話だった。

3月10日 お話では非常に感度が悪い様だったのでもしかしてアンテナ入力回路が改造されている
かも知れないと確認してみたが改造は加えられて無い様だった。

上はこちらで何時も中波の動作試験に使っているループアンテナ使用で TBS, 954KHz受信時。

上はバランス入力、下はアンバランス入力での比較。 アンバランスが圧倒的に高感度。

本来は 954KHzの TBS が表示は 977KHz と +23KHz なので調整出来ないか L702 を調整してみた。

しかし何故か全く変化は診られなかった。

上、下はアンテナを外部に張った逆 L に換えたラジオ日経 (6,055KHz) 受信時。

上は 9MHz台での北京放送。

ここからは 15MHz 台の北京放送。

上は NHK第一 594KHz、下は FEN 810KHz受信時。

暫くランニングを行ったが AGC では少し RF Gain を絞らないと歪んだ。 電源は120V

 

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ヤエス FT-1011

2021-03-07 14:00:07 | 通信機

今日の1台目は沖縄の方からリチウム電池の交換をご依頼頂いたヤエスの FT-1011でその交換なら
こちらでも出来るとお送り頂いた。 この種のマイクロ・プロセッサ制御の近年の無線機は積極的
には取り組んでおりませんが古いアナログ式無線機の修理は問題ないのでお問い合わせは ホーム
ページ https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。 

使われていたリチウム電池の電圧は 2.95V 有り問題は無さそうだった。

折角お送り頂いたので駄目元で新品のリチウム電池に交換してみた。 電圧は 3.32V となったが動作
に変化は診られなかった。 サテ、この様なマイコン制御の物を診て貰えるところは見付かるか?

3月8日 昨日問い合わせたところは結局メーカーがやらない物は預かれないとのことだったが、隣町
の OM と話したところ我が家から徒歩1分程の処に以前在ったハムショップ J で働いていた U さんな
ら何でも直してしまっただろうとのことだったが、この U さんの消息は残念ながら不明。

3月9日 電源を入れようとしてもバタバタと中々立ち上がらなかったので強制的に電源を外部から加
えるかと考えたが残念ながらこの機種のサービス・マニュアルは極一部を除き見付からなかった。
しかしこの機種の少し前の物まではサービス・マニュアルも手に入ったのだが何が有ったのか?

 

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JRC, NRD-525

2021-02-22 11:09:32 | 通信機

今日の2台目は初めてと想われる JRC, NRD-525 で通電後15分程は問題無いがその後動作が可笑し
くなるとのお話だった。 こちらえのご連絡はHP http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。

何時も聴いている TBS (954KHz) を先ず確認した。 Sメーターの振れは通電直後から少なかった。
下はこちらで最も電界強度の高いニッポン放送 (1,242KHz) 受信時。   音声のピークで若干歪が感じ
られたがヘッドフォンでは問題無かったのでスピーカー(コーン)の問題と想えた。

ラジオ日経(上)や、北京放送(下)も問題は診られなかった。

既に1時間以上ランニングしているが若干歪は診られるが特に問題無く受信出来ている。

2月23日 今朝も一番で動作を確認しランニングを続けているが問題は診られない。

2月24日  昨日も終日連続運転を続けたが問題は診られなかった。  ただ当初スピーカーの問題と想
われた若干の歪は別の所に問題が在る様だった。  ご依頼主からは問題が在ると想われる基板は診
て貰ったかとの問い合わせが有ったが現在動作している物 にワザワザ手を加えて問題を起こし その
上で修理を加える考えはこちらには無く、そのまま着払いでお返しした。  (結局無償となった依頼主か
らは何の言葉も無かったが二度とこの様な依頼主の依頼は請けたく無い)

 

 

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ヤエス FRG-7700

2021-02-07 13:02:47 | 通信機

今日お預かりしたのは久し振りの FRG-7700 で周波数表示が勝手に出て仕舞い、稀に良好に動作す
ることも有るとのお話だった。 この種の物の修理のご依頼は HP http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/
にお願い致します。

上は設定とは無関係に表示された周波数。

上は偶々良好に動作し、ラジオ日経が入感している。

カウンター LSI  (MSM5524RS)  の入力波形。

回路を追った結果どうもPLLのロックが外れて仕舞う様だった。 特に47.6MHzとVCOの周波数混合を
担当している Q30 (SN16913P) の動きが可笑しかった。

2月8日 昨日のことを反芻してみた。 Q30 の 2番ピンには 61.3MHz、5番ピンには 47.6MHz が加わっ
ており手元の回路図とは逆になっていた。  1番ピンには13.7MHzが出力されていたので Q30 の問題
では無く、 VCO の本来の周波数は 61.3MHzでは無く約 44~45MHzで無ければならないのでどうも
VCO に問題が在りそうだった。

 

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R-388/URR

2021-02-05 16:59:09 | 通信機

今日お預かりしたのは R-388/URR で雨に当たっていたとのお話だった。 スラグラックの一部が壊
れていて予備の部品も同封して頂けるとのお話だった。 この種の受信機の修理のご依頼はこちら
の ホームページ http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ にお願い致します。

AC コード(キャプタイア・コード)が可成り傷んでおりそのままでは危険なので一時的に交換した。

壊れているスラグ・ラックが下の画像で確認(上の段の中央)できる。 サテ透磁率は全て同一なのか?

壊れていたダスト・コアを診てみたがベークライト・ボビンと固着していた。 何故?

1次側を徐々に上げて行き電流を確認したが 115Vでは 0.75Aだった。(少し少ないのでは?)

通電して暫く待ったが全く音声出力が無かった。 低周波部の上にご依頼主が以前加えたSSBの復調
回路基板が在って奥が当たれないので一度殆どのリード線を外した。

音声出力が無かったのは殆どの+Bが回路に加わってなかったからで Stanby スイッチ部分での接触
不良に問題が有った。 仕方なく電源回路をジャンパーし音声は出る様にはなったが受信はしていな
い様だった。  もし本当に雨に当たっていたとするなら数多くのスイッチ部分の接点の問題は半端で
は無いことが想像出来、無理して修理するのは費用が掛かり過ぎお薦め出来ない。 他に機構的な
問題が診られ 7MHz より上に持っていくことが出来なかった。

2月6日 昨日は時間切れとなり回路図を我が家に持ち帰った。 +B電源回路を細かく診てみた結果
Stanby スイッチで+Bを ON-OFF しているのは IF Amp 部分だけだった。 単純に+B回路の配線が
切れたのか、何か改造が加えられたのかは定かでは無いが改造だとすると詳細な資料が無いと増
々時間を要することになる。

+B電源回路の配線が切れていた(上の画像に見えている赤いリード、細くないこのリード線がどうして
切れていたのか? 先端に緑青の様な物が見える) 本来は右の端子板の所に繋がっていた。 しか
し 7MHz バンドでのカムの状態が下の画像で、右のカムが押し上げている部分が次にはぶつかる。

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Collins, 75A-4

2021-01-31 15:46:55 | 通信機

今日夕方お預かりしたのは明日の配達と考えていた Collins, 75A-4 で先日久し振りに通電したところ
電源トランス辺りから煙が出たとのお話だった。 この種の受信機の修理のご依頼はこちらの ホーム
ページ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。 午前中受け取った物も愛媛県の方からだ
ったが同じ市内の方と云うのは初めてだった。

外観も内部も非常に綺麗な状態だった。

一次側の電流を診ながら電圧を上げて行った。 定格115Vでの電流は約1.3A で可笑しく無い値だった。

幸か不幸か煙は何処からも出なかった。

先ずは 20m バンドの動作を診てみた。 AM/CW.SSB切り換えスイッチに問題が診られた。

北京放送が良好に受信出来た。

80m バンド(上)と 20m バンド(下)は良好だったが....

40m (7MHz) バンドは機能しなかった。

ダイアル部分での周波数も可成り合っていた。

今日は余り時間が無かったので続きは明日!

2月1日 40mバンドの問題に取り掛かった。 第一局発が機能していないのでは無いかと想像し
水晶発振回路に負荷を与えない様、第一混合 V3 (6BA7) の G1 で発振出力を診てみた。

上は 80m バンド用 5.7MHz、下は 40m バンド用 9.3MHz 出力。 オシロのプローブを当てたところ
何と40m バンドも機能し出した。

しかし北京放送は強い!

40m (7MHz) バンドでハムの QSO (SSB) を受信した。

水晶に問題が在ったのかは定かでは無いが2時間以上ランニングしているが動作は良好。
先程来 7MHz で JA5ERQ 局が良好に入感している。 偶々持ち主と同じ四国の局だった。

2月2日 今朝も動作を確認したが良好だった。 昨日の JA5ERQ 局は新居浜市の方だった。

 

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