”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

みどり庵

2014-11-25 11:19:19 | グルメ

先日、打ち合わせの後、ランチをごちそうになりました。

みどり庵に行きましょう。」と言われたのですが、

どうも私の知っているみどり庵とは方向が違う・・・。 

 

  

そう、みどり庵は以前は、私の家の近所にありました。

蕎麦好きのご主人が、趣味でお蕎麦を打ち、

ご自宅で、ご近所さんにふるまわれていたのです。

決して店舗になっていたわけではないのですが、

みどり庵と呼ばれていました。

  

そのおいしさが評判となり、

この秋、ついに袋井駅前通り(西通り)に

お店をオープンされたそうです。

 

  

私がいただいたのは、お蕎麦と本日の天ぷらのセット。

 

天ぷらは、さつまいもと海老でした。

お蕎麦の茹で加減も、蕎麦つゆの味も、

天ぷらのさくさく加減も、すべてがしっくりくるおいしさ!

 

  

 

こちらが、お店の名刺です。

  

このかわいいイラスト。

そして、代表責任者のお名前を見て、

ピンとくる方もいらっしゃいますか? (*^_^*)

  

そう、代表責任者はあの「シュート」という作品を描かれた

漫画家の大島司先生・・・ではなくて、

大島司先生のお姉様の「大島司」さんです。

お蕎麦を打っていらっしゃるのは、大島司さんのお父様です。

  

 

お店の場所は、袋井駅前商店街(西通り)を北に進んでください。

子育て支援センター「カンガルーのぽっけ」の

向かい側にあります。

お店のHPはこちらです。

 

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だし、難しい!!

2014-11-24 08:27:36 | だし

昨日、だしソムリエ3級講座が名古屋で開かれ、

「だしとうまみ」「昆布」「かつお節」について

講義を担当させていただきました。

  

とっくに気づいていましたが、

改めてだしを伝えることの難しさを実感。

   

  

だしには地域性があります。

お味噌汁のだしを例に考えてみましょう。

全国的に、一番多く使われているのは、かつおだし。

それが、西日本にいくと、

「かつお節+昆布」、「かつお節+煮干し」というように

他の素材と合せて使う人が増えます。

  

そして、中国・四国地方にいくと、

煮干しだしを使う人の割合がかなり増えます。

  

【写真は、大阪の昆布屋さんの指導のもと、だし取りを体験する皆さん

 

  

 

そして、こちらは、白口の煮干し。

  

煮干しの中でも、背中の色が白く仕上がる高級品で、

甘味のある上品なだしがとれます。

私が住んでいる静岡県西部で売られている煮干しは、

青口と呼ばれる背中の色が青いものばかり・・・。

講座で白口を使いたいのに、手に入らず困っていたら、

友人が静岡市のデパ地下で少しだけ売っているのを見つけ、

送ってくれました。

  

 

ところが、広島のだしソムリエさんがおっしゃるには

「広島は、瀬戸内の伊吹島が近いので、

 白口の煮干ししか売っていないのよ。」

なんと、贅沢な!!

  

 

でも、これがだしの現状なのです。

お味噌汁のだしに地域性があるように、

高級煮干しだけが並んでいる地域があるように、

だしの姿は、地域によって、

もっと言えば、各家庭によって異なっているのです。

  

その平均値をお伝えしようとすると、

おもしろくも何ともない話になってしまいます。

本当に、難しい・・・。 (T_T)

 

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昆布だしと子供の味覚

2014-11-23 04:08:37 | だし

この写真は、約1年前のもの。

  

昆布だしを飲んだあとの子供たちの表情です。

「変な味~」とか「海くさい」といった声が聞こえてきました。

  

  

もっと言えば、その前からずっと、

昆布だしを飲んだ子供たちは同じ反応をしてきたので、

私は、「子供たちの苦手な味なんだ。」と思っていました。

 

  

 

さて、先日行われた幼稚園の食育クッキングで、

子供たちの反応は全く違っていました。

  

昆布だしを一口飲むと、「おいしい」と言う声が

あちこちから聞こえてきました。

 

  

どこが違うのか?

それは、昆布を水に浸ける時間です。

昨年までは、幼稚園に着いてから

クッキングが始まるまでの約1時間、水に浸けていました。

今年は、前の晩から水に浸けておきました。

  

その差を、子供たちは感じ取ったのです。

そして、その昆布だしにかつお節を加えただしを飲むと

「もっとおいしくなった!!」の声が・・・。

  

 

子供の味覚は、繊細で敏感です。

味覚が形成される大切な時期に、

本物の味を体験させてあげなくては・・・

ということを、昆布だしを通じて改めて実感しました。

 

  

 

さて、本日は名古屋で、だしソムリエ3級講座があり、

講義の一部を担当させていただきます。

もちろん、大人が対象の講座ですが、

この体験談も紹介できれば・・・と思います。 (*^_^*)

  

では、皆さまもすてきな休日をお過ごしください。

 

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袋井お茶大文化祭

2014-11-22 13:37:55 | お茶

第一回袋井お茶大文化祭が

月見の里学遊館 ものづくりワークショップルームで

開催されています。

  

展示コーナーでは、中国雲南省及びその周辺で作られた

珍しいお茶を見ることができました。

ここに展示されているのは、磚茶(たんちゃ)または団茶(だんちゃ)と呼ばれるもので

緑茶や紅茶の屑を蒸して型に入れ、圧縮して干し固めたもの。

磚というのは、中国のレンガを意味する言葉で、

その形からそう呼ばれるようになったのでしょう。

 

  

では、ご覧ください。

●グルジアで作られた緑磚茶

 

  

  

●餅茶(プーアール茶)

 

  

  

●青磚茶

 

  

  

●人頭茶

茶葉を大きく固めたもの。

供物に使われたり、家庭の財産として保管されたりしますので

飲むためのものではありません。

 

  

  

●磚茶を中国結びで飾ったもの

縁起物として飾られます。

 

 

  

  

さて、イベントコーナーに、静岡のヒーローがいらっしゃいました。

茶神888(さじん ハチジュウハチヤー)です。

私、なぜかこのあと888さんとジェンガをやって遊びました。(^^♪

 

  

 

そして、西村製茶さんの和紅茶の試飲もできますよ。

  

  

袋井お茶大文化祭は、明日11月23日まで。

すっごくおもしろいので、行かなきゃもったいない!!

あなたも、袋井でティーロードの旅、してみませんか?

 

関連記事はこちらで。

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幼稚園で食育クッキング(クッキング編)

2014-11-21 09:53:41 | 食育

昨日の続きです。

三川幼稚園の年長さん、20名がお料理に挑戦!!

  

●お味噌汁に入れる野菜を切ります。

「猫の手」になっているかな?

  

  

●かつお節を削るのは初めて!!

  

  

 

●削りたてのかつお節っておいしいね!!

  

  

 

●昆布だしをとりましょう

  

  

  

●昆布を引き出して、かつお節を加えましょう

  

  

 

●茹でたさつまいもを炒めていくよ。

  

  

 

●チーズをかけて、さつまいものチーズ焼きの完成!

  

  

  

●豆乳入りのお味噌汁も出来上がり!

  

  

  

●持ってきたおにぎりと一緒に、お昼ご飯

 ・野菜ハンバーグ、ブロッコリー

 ・さつまいものチーズ焼き

 ・豆乳味噌汁

  

  

  

みんな、本当に頑張りました。

すてきな笑顔をありがとう!!

 

 

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