7月に47都道府県の一番搾りのことを書きました。
早いものであれから3か月。
10月12日に、熊本づくりが全国発売されました。
こちらは、売り上げ1本に付き10円が復興支援に充てられます。
地震、台風、そして阿蘇山噴火と
熊本の農業は大きな被害を受けています。
もう一度、その被害を振り返り、整理してみたいと思います。
●地震
・農地のひび割れや用排水路の損傷
・ハウスや選果場などの施設損壊
・田の被害は1574カ所、畑は1147カ所
・道路が寸断されて農産物の出荷ができない。
●台風、長雨
・水田への土砂流入
・ハウスの損壊
・ハウスが浸水し、土が流される。
・露地栽培の野菜も土砂に流されたり、浸水して出荷できない。
●阿蘇山噴火
・イチゴの苗を火山灰が直撃
・収穫前の稲に灰が付き、変色。
・降灰のためにコンバインが故障する恐れがあり、
稲の刈り取りが進まない。
・ビニールハウスの屋根に灰が付いたため、光が差し込まず、
トマトの生育に影響が出る。
これからお酒をいただく機会が増える季節となりましたが、
農業被害による野菜の価格高騰を嘆くだけでなく、
その先にある農家の苦しみを忘れずに、
復興支援の気持ちを持ち続けていきたいと思います。