江戸東京野菜の内藤かぼちゃ(八王子産)を送っていただきました。
このかぼちゃが生まれたのは、現在の新宿御苑付近。
新宿御苑は、1590年に豊臣秀吉から関八州(現在の関東地方)を与えられた徳川家康が
江戸城に入城した時、譜代の家臣であった内藤清成に授けた江戸家式の一部です。
そこで、この周辺は内藤町と呼ばれることになりました。
この内藤町で栽培されていたのが、内藤かぼちゃです。
直径は15cmほど、重さ700gの小ぶりなかぼちゃです。
収穫したての皮の色は緑色ですが、熟すに従い淡赤黄色に変化。
晩熟は果実の表面に真っ白い粉が出るとのことなので、
いただいたものは晩熟ということでしょうか?
日本かぼちゃなので、ホクホク感はありませんが、
水気が多く、ねっとりとした食感。
甘味が少なく、あっさりとしているのでお惣菜として使いやすかったです。
皮は薄いのですが、とても硬くしっかりしています。
包丁を入れるのに、力が要ります。
どんなお料理に使ったかと言いますと・・・。
●内藤かぼちゃのポタージュ
かつおだしがよく合います。
●内藤かぼちゃと浜名湖のサヨリの南蛮漬け
散らしてある唐辛子は、同じく内藤町生まれの内藤とうがらし。
●内藤かぼちゃのパウンドケーキ
今まで、かぼちゃのパウンドケーキは西洋かぼちゃで作っていましたが、
このあっさりした甘さと軽い食感!!
年々、スイーツが重く感じられる私には、ぴったりです。(*^-^*)
今度、新宿に行ったら、新宿御苑をお散歩したくなりました。
11月に何とか行けるといいなぁ。
今回もおいしく学ばせていただき、ありがとうございました。 (^o^)丿