先月から、磐田市の池田交流センターで始まった
「野菜ソムリエが教える旬の野菜と簡単料理」講座。
2回目の今日は、6月から本格出荷が始まった
遠州森町のとうもろこしがテーマです。
今の時期に揃うのは、次の3種類です。
・甘々娘
・ゴールドラッシュ
・恵味(めぐみ)
これらのとうもろこしをじっくり見ながら
●とうもろこしの歴史
●なぜ、森町のとうもろこしはおいしいの?
(水田3倍活用法について)
●雄花と雌花の咲く時期から見えるとうもろこしの戦略
●初夏に必要な栄養成分
●おいしい見分け方は、ひげの数に関係あり?
などのお話をさせていただきました。
さて、調理実習では、この3種のとうもろこしを使い分けました。
【真剣にお料理に取り組む受講生さんたち】
こちらは、とうもろこしと梅のご飯ですが、
とうもろこしの芯も一緒に炊き込みます。
芯から良いおだしが出るんですよ。
炊きあがりは、こんな感じ。
もちろん芯と梅干しの種は外して、混ぜ合わせます。
こちらは、何をしているかというと
とうもろこしの実をおろし金ですりおろしています。
これを牛乳と一緒に煮るだけで、
コーンポタージュの出来上がり!!
これは、とうもろこし農家さん直伝です。
もちろん、煮る時は「芯」も一緒に煮ますよ。
さあ、お料理の完成です。
・とうもろこしと梅のご飯(甘々娘)
・超簡単!コーンポタージュ(甘々娘)
・夏のおでん(ゴールドラッシュ)
・コーンドレッシング(恵味)+サラダ
思いつきで梅干しを一緒に炊き込みましたが、
これが、とうもろこしご飯の甘みが苦手という人にも
気に入っていただけました。 (#^.^#)
夏のおでんは、おでんつゆの試作を何度も繰り返した甲斐あって
すべて飲み干す人が続出。
おだしは、焼津 マルヒ平田商店さんの
かつおの荒節厚削りで、丁寧にとりましたよ。
おでんは冬の料理と思っていた方が多かったようですが、
「具を変えるだけで、夏のお料理にもなるのね。」
と、大変喜んでいただけました。
お土産用のとうもろしを抱えながら、
「今夜、これと同じ料理をもう一回作ってみます。
家族にも食べさせたいから!」
と、おっしゃる方も・・・。
本当にうれしく思います。
受講生の皆さま、今回もありがとうございました。(*^-^*)
本日のとうもろこしの生産者様は、次のとおりです。
●甘々娘
周智郡森町中川 野末農園様
●ゴールドラッシュ
周智郡森町谷中 佐野ファーム様
●恵味
周智郡森町谷中 鈴木保雄様