”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

とうもろこしを食べつくす

2016-06-09 17:13:51 | 食育

先月から、磐田市の池田交流センターで始まった

「野菜ソムリエが教える旬の野菜と簡単料理」講座。

2回目の今日は、6月から本格出荷が始まった

遠州森町のとうもろこしがテーマです。

  

    

今の時期に揃うのは、次の3種類です。

 ・甘々娘

 ・ゴールドラッシュ

 ・恵味(めぐみ)

 

これらのとうもろこしをじっくり見ながら

 ●とうもろこしの歴史

 ●なぜ、森町のとうもろこしはおいしいの?

  (水田3倍活用法について)

 ●雄花と雌花の咲く時期から見えるとうもろこしの戦略

 ●初夏に必要な栄養成分

 ●おいしい見分け方は、ひげの数に関係あり?

などのお話をさせていただきました。

  

 

さて、調理実習では、この3種のとうもろこしを使い分けました。

  

【真剣にお料理に取り組む受講生さんたち】

 

  

こちらは、とうもろこしと梅のご飯ですが、

 

 

とうもろこしの芯も一緒に炊き込みます。

芯から良いおだしが出るんですよ。

   

炊きあがりは、こんな感じ。

 

 

もちろん芯と梅干しの種は外して、混ぜ合わせます。

  

 

こちらは、何をしているかというと

 

 

とうもろこしの実をおろし金ですりおろしています。

これを牛乳と一緒に煮るだけで、

コーンポタージュの出来上がり!!

これは、とうもろこし農家さん直伝です。

もちろん、煮る時は「芯」も一緒に煮ますよ。

  

 

さあ、お料理の完成です。

 

 ・とうもろこしと梅のご飯(甘々娘)

 ・超簡単!コーンポタージュ(甘々娘)

 ・夏のおでん(ゴールドラッシュ)

 ・コーンドレッシング(恵味)+サラダ

  

思いつきで梅干しを一緒に炊き込みましたが、

これが、とうもろこしご飯の甘みが苦手という人にも

気に入っていただけました。 (#^.^#)

  

夏のおでんは、おでんつゆの試作を何度も繰り返した甲斐あって

すべて飲み干す人が続出。

おだしは、焼津 マルヒ平田商店さんの

かつおの荒節厚削りで、丁寧にとりましたよ。

おでんは冬の料理と思っていた方が多かったようですが、

「具を変えるだけで、夏のお料理にもなるのね。」

と、大変喜んでいただけました。

   

お土産用のとうもろしを抱えながら、

「今夜、これと同じ料理をもう一回作ってみます。

 家族にも食べさせたいから!」

と、おっしゃる方も・・・。

  

本当にうれしく思います。

受講生の皆さま、今回もありがとうございました。(*^-^*)

 

   

本日のとうもろこしの生産者様は、次のとおりです。

●甘々娘

 周智郡森町中川  野末農園様

●ゴールドラッシュ

 周智郡森町谷中  佐野ファーム様

●恵味

 周智郡森町谷中  鈴木保雄様

 

コメント
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