”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

水出し、簡単だし、ズボラだし

2015-09-07 14:38:22 | だし

昆布と煮干しは、だしをとる際、二つの方法があります。

煮出し法と水出し法。

 

水出し法は、材料を一晩水に浸けておくだけ。

そうやってとっただしを、必要な分だけ鍋に移して

お料理に使います。

  

それなら、そのふたつをいっぺんにやることもできますね。

 

  

写真は、水1Lに、昆布10gと白口煮干し20gを入れ、

一晩おいたものです。

昆布のグルタミン酸と煮干しのイノシン酸の相乗効果で

とっても上品でコクのあるだしがとれました。

 

  

  

それなら、こんなこともできるのでは?

 

  

水1Lに、昆布10gとかつおの本枯れ節(厚削り)20gを加えました。

これまで、何となく、

かつお節だけは水出ししてはいけないのではないかと

思い込んでいましたが、

3時間でおいしいだしがとれました。

やはり、厚削りとは言っても、煮干しよりは厚みがないので、

短時間でだしが出るのでしょうね。

  

かつおの本枯れ節は、信頼できる豊橋の老舗かつお節屋さん、

丸文岩瀬商店のものを使いました。

  

そしてうれしいことに、一回使い切ったら、

もう一度水を加えると、二回目も使うことができました。(*^_^*)

  

 

和食の料理人さんから見たら、

顔をしかめたくなるようなだしのとり方かもしれませんが、

毎日、手軽に使えるだしとして、

こんなズボラな方法もあるんだ~と思うことで、

だしのハードルは、ずいぶん下がるような気がします。(*^_^*)

  

コメント
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