”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

半年間、ありがとうございました

2015-09-03 21:42:07 | だし

名古屋市 栄中日文化センター料理教室で

4月から始まった「だしを極める」講座も、

今日が最後となりました。

  

最終回のテーマは、野菜だし。

 

  

薄切りにした玉ねぎ、にんじん、セロリを煮だしては休ませ・・・を

繰り返してとる野菜だし。

そして、もうひとつは、ここ数年話題になっている

野菜の皮や芯、種などを煮だして作るベジブロスです。

  

野菜だしを飲んでいただき、

どんな野菜が使われているか当てていただきましたが、

さすが、皆さん、正解でした!!

  

 

さあ、次はベジブロス作りです。

皆さんに、昨夜と今朝使った

野菜の皮や切れ端を持ってきてもらいました。

 

  

両手1杯分の野菜に付き、

水1300ml、酒小さじ1を加えて火にかけ、

微沸騰状態で20~30分煮出します。

 

 

  

それをこして出来上がり。

 

  

 

グループごとにとったベジブロスは異なるので

飲み比べを行いました。

  

  

使用した野菜(皮や切れ端)は

1班:玉ねぎ、キャベツ、パセリ、セロリ、にんじん

2班:ごぼう、大根、にんじん、ネギ、じゃがいもの皮、しめじ

3班:玉ねぎ、キャベツ、かぼちゃ、ぶなしめじ、ごぼう、生姜

  

使っている野菜が異なるので、

味も色も香りも異なったものができます。

皆さんの感想は

「生姜を入れると、香りが良くて飲みやい。」

「玉ねぎの皮が少し入ると、きれいな琥珀色になるね。」

「セロリは、結構主張が強いかな?」

  

 

ベジブロスの健康効果もお話し、

その魅力をわかっていただいた上で、お料理への活用です。

  

ベジブロスで、キャベツのカレーを

野菜だしで、ズッキーニとパプリカの焼きびたしを

実習していただきました。

 

  

 

  

  

 

6回に渡って、だしの魅力をお伝えしてまいりましたが、

受講生の方からは、

「今さら聞けないと思っていたことが、わかってよかった。」

「いつもおいしいお料理をありがとう!」

と、温かなお言葉をかけていただき、

私も、大変うれしく思いました。

  

 

当初、座学とテイスティング、ブレンディングだけの講座を

予定しておりましたが、

受講生さんからのご希望で、2回目から調理実習が加わりました。

 

どうやったら、うまく2時間に収められるか、

毎回、講座内容の組み立てと時間の割り振りを工夫しましたが、

それでも毎回バタバタして、

受講生の皆さまには、お聞き苦しい点も

多々あったかと思われます。

  

どうぞ、これからはご自分のペースで、

じっくりだしのある暮らしをお楽しみください。

 

  

最後に、

ご参加くださった受講生の皆さま、

伊藤華づ枝先生、

ハンナプロジェクト スタッフの皆さま、

株式会社 ボニト 小笠原さま、

だしソムリエ協会 鵜飼代表

心から感謝申し上げます。

 

コメント
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