野菜ソムリエ仲間のイモ姐さんが、
冬休みに帰省されていた滋賀県のお土産を
送ってくださいました。
念願のあの赤い食べ物です。
レバ刺し・・・じゃありませんよ。 ^_^;
近江八幡名物の赤こんにゃくの醤油煮です。ヽ(^o^)丿
初めて、このこんにゃくの存在を知ったのは20年ほど前。
ずっと食べたいと思っていながら、チャンスがなく、
この度、やっと夢が叶いました。
なぜ、こんにゃくが赤いのか?
それには、諸説あるようです。
●派手好きな織田信長が、赤く染めるように命じた。
●近江八幡に春を告げる左義長まつりの山車に飾る赤い紙にちなんだ。
●近江商人が、他との差別化を図るために赤く染めた。
●神社仏閣が多い滋賀県で、精進料理に刺身の代用として使うため。
などなど・・・。
この赤い色は、三二酸化鉄によって着色されています。
三二酸化鉄は、別名「ベンガラ」とも呼ばれるもので、
漢方薬の着色にも用いられる添加物です。
そう、そう、肝心のお味ですが、
普通のこんにゃくより、きめが細かく、
なめらかで、みっちりしている感じがします。
その分、味がしっかり浸み込んでいます。
もし、こんにゃくが赤く染められた理由で
「精進料理説」を採るならば、
お刺身の代わりなんて言わせない!
これは、立派な伝統食だと思います。
イモ姐さん、ごちそうさまでした。
いつも、お心遣い、ありがとうございます。 (^_^)/