透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

900 諏訪市四賀武津の火の見柱

2017-09-29 | A 火の見櫓っておもしろい


900 諏訪市四賀武津の火の見柱 撮影日 170924

 コンクリート柱に半鐘を吊り下げ、見張り台と梯子を設置して火の見柱。てっぺんにはスピーカー、その下に消火ホース乾燥用の腕木。



それにしてもこの梯子と見張り台の位置関係はどうだろう、梯子から見張り台へどうやって移動する?梯子があと1メートル上に伸びていば問題ないのに・・・。

櫓あり梯子あり柱あり、機能的に単純故か、火の見櫓は実に多様だ。




 


899 諏訪市四賀細久保の火の見櫓

2017-09-29 | A 火の見櫓っておもしろい


899 諏訪市四賀細久保の火の見櫓 3脚33型 撮影日 170924

 長野県内で火の見櫓巡りをするとき、下調べは基本的にはしない。火の見櫓を見つけた時の「あった!」が嬉しいから。

諏訪市四賀細久保地区の狭い生活道路沿い立つ火の見櫓と出会った。火の見櫓の脚元にプランターボックスが置かれ、女性がきれいに咲いている花の手入れをしていた。こんな光景を目にするのは嬉しい。

諏訪地方では4脚(櫓の平面が4角形)の火の見櫓が多いが(24日に見た諏訪地方の火の見櫓23基の内18基が4脚であった)、この火の見櫓は3脚だ。

櫓は細身で梯子は櫓の外側に設置してある。見張り台の半鐘は既に撤去され、踊り場に設置されている。このケースが結構多いという印象だ。これは見張り台まで登り降りするのは大変だし、踊り場に半鐘を設置してもその音は対象の地域内には伝わる、という理由からであろう。



4方に向けて半鐘の後継のスピーカーが設置されている。これでは火災の発生などを伝える人が見えない。これも地域のつながりの希薄化のあらわれか・・・。

梯子が見張り台の床面で終わっているが、これでは登り降りするのが大変だ。手すりの高さくらいまで伸ばしておいて欲しかった。直ぐ際に手すり子があるから構わないのかもしれないが。