哲仙の水墨画

デジカメの風景写真、四季の草花、水墨画、書、短歌などを楽しみます。

宮本武蔵駅(写真)

2014-02-12 06:21:30 | 写真
剣豪の武蔵が里の駅名と
なりて毎日駅舎に響く      樋田哲仙

 兵庫・岡山県境の山間を縫うローカルな智頭急行鉄道が走る。宮本武蔵の生誕地には駅名が歴史上の実在者の名前を駅名にしている。乗降客は数少ないが列車が到着する度に駅舎に宮本武蔵が連呼される。日本には珍し駅名である。

梅の開花の近ければ8墨彩画)

2014-02-11 06:19:17 | 墨彩画
開けると春いっぱいのあふれゐる
梅の名所のツアーの案内          樋田哲仙ん

 旅行好きで旅行会社のカタログを送付してもらっている。今号はどこを紹介しているのか、見るのが楽しい。今の時季では梅林ツアーを載せている。大阪城公園、中山寺、万博公園をセットにしたツアーを組んでいる。関西のすぐれた名所であるが、その外にいくつかがある。和歌山南部は生産用梅で山全体が真っ白の梅畑である。見渡す限りが梅で香りもあふれる。  にほんブログ村 美術ブログへ

節分に神野実伽特別出演(写真)

2014-02-09 05:47:59 | 写真
節分の豆に換わりて餅をまく
地元の歌手の神野美伽来て       樋田哲仙

 節分に観音菩薩を祀る有名寺院では追儺の行事が毎年行われる。大阪\貝塚の水間寺では駐車場に紅白の幕を張った特設舞台が設営され、豆まき代わりに餅まきが行われる。寺の関係者、地域の名士が舞台から餅を投げる。今年は地元出身の演歌歌手神野美伽も加わり華を添えた。

ウグイスよ、早きゅきてなけ(水墨画)

2014-02-08 06:18:44 | 水墨画
春立つてば日脚伸びきてウグイスの
声のそろそろ聞ける頃なり         樋田哲仙

 立春を過ぎるころとなると日脚もずいぶんの伸びてきた。日没だけを見ても冬至のころと比べて45分は遅くなった。ありがいことである。今度は各地から梅の便りが届くこととなり、ウグイスの美声が里や山で聞かれて心までもが明るくなる。一方で困ったことに花粉の季節を迎えることになる。 にほんブログ村 美術ブログへ

伊勢・おかげ横丁(写真)

2014-02-06 06:47:42 | 写真
ひと時のそぞろ歩きの嬉しきは
江戸か明治か建ち並ぶ店           樋田哲仙

 内宮の宇治橋を渡る直前を左折すると「おかげ横丁」がある。古い町屋が400㍍ほど続き、江戸か明治時代に迷い込んだ錯覚に陥る。すべてが土産物店で平日でも異様な盛況ぶりである。殊に飲食店では順番待ちとなってあきらめる人まで出るほどだ。遷宮後だからしばらくはこんな状態が続けだろう。

3月待ち遠し(墨彩画)

2014-02-05 06:37:03 | 墨彩画
恋願ふ春は暦の上にして
寒の戻りに身震ひをする       樋田哲仙

 毎年のことながら季節の寒暖は繰り返しながら過ぎてゆく。立春過ぎて春は暦の上だけでだが、急に寒に逆戻りの感がある。2,3日は3月の陽気で喜んだが、厚着になったり、薄着になったりで苦笑いである。そうこうするうちに3月に入りひな祭りを迎えることになる。 にほんブログ村 美術ブログへ

外宮手水舎(写真)

2014-02-03 06:27:24 | 写真
遷宮のなりしばかりの神宮は
手水の人も順番を待つ       樋田哲仙

 伊勢神宮は神社本庁を置く日本最高の権威を保つ。その神宮が昨年10月第62回式年遷宮を済ませた。すべてが新築である。これを機に全国から参拝者が訪れている。作法の手水(ちょうず)も人だかりで順番を待つ盛況ぶりである。私もいつ参拝できるかと思っていたら、旅行会社のバスツアーで意外に早く達成できた。

2月に入れば(墨彩画)

2014-02-02 06:17:24 | 墨彩画
老齢は冬の寒さに堪へながら
二月に入れば春遠からじ       樋田哲仙

 2月に入れば、もう少しで春の喜びがあると感じられる。老齢者には寒さが苦手で、早く春の到来を恋願うばかりである。節分と立春を迎え、今年の2月は冬季五輪が加わるのであっという間に過ぎそうだ。テレビと新聞気に忙しくて、すぐに3月となりひな祭りも近い。 にほんブログ村 美術ブログへ