哲仙の水墨画

デジカメの風景写真、四季の草花、水墨画、書、短歌などを楽しみます。

池の集落(水墨画)

2010-05-01 06:10:23 | 水墨画
新緑に引かれて山の開けたる
池の畔に集落のあり         樋田哲仙

 「住めば都」という言葉がある。標高がなければ日本は山の奥にも人が住むものだ。海岸から離れて山を縫う熊野古道へ踏み込むと、点々と集落がある。畑があるのでもなく棚田も見あたらい。どうして人は暮らしているのだろうとふと思いたくなる。林業しか思いつかない。今は細い道も舗装されて、車が走れるようになっている。昔とは違う暮らしがあるのだろう。  にほんブログ村 美術ブログへ