<凡例>
赤文字:英語がよくわからない、解釈できない部分。
青文字:(私のとっての)新出単語
紫文字:感想、原作(正典)との比較など。
灰色文字:ト書き
日本語として滑らかにすることよりも、なるべく直訳して英語のまま理解したいと考えています。
MOOR
WOMAN: Oh, Mr Selden! You’ve done it again!
セルデンさん!またそんなこと!
SELDEN: Oh, I keep catching it with my belt.
あー、ベルトがあたっちゃってるんだ。
catch A with B:AをBで攻撃する、刺す
というような例文を見つけましたが、どういう状況でしょうね?
このシーンは笑えますが、訳はあまり深追いしないでおこう(笑)
JW:Oh, God. Oh… Sh…
なんだよ、こういうことかよ~。ったく・・・
(TEXT MESSAGE) Henry’s therapist currently in Cross Keys Pub S
(メール)ヘンリーのセラピストが今クロスキーのパブにいる。Sより。
(TEXT MESSAGE) SO?
(メール)だから?
(TEXT MESSAGE) Interview her?
(メール)彼女に面談したら?
(TEXT MESSAGE) WHY SHOULD I?
(メール)なんで俺が?
彼女の写メが送られてくる・・・
JW:Oh, you’re a bad man.
なんだよ、お前って悪いやつだな。
※ここの意味は、何で自分が行かなきゃならない?というジョンにたいして、きれいな女性の写メが送られてきたので、「ずるいな」という気持ちなんでしょうね。
NHKでは「何で俺の好みを知ってるんだ?」というような訳になっていました。
うまい!
PUB
DR MORTIMER: No, I mean…
いいえ、つまり私が言いたいのは・・・
JW:What is it? Um, more wine, Doctor?
どういうこと?えっと、もっとワイン飲みますか?先生?
DR MORTIMER: You trying to get me drunk, Doctor?
酔わせようとしてるの?先生?
JW:The thought never occurred.
そんな考えは毛頭ありませんよ。
DR MORTIMER: Because a while ago, I thought you were chatting me up.
なぜって、さっきまでは、あなた私を口説こうとしてると思ってたの。
chat up:口説く、言い寄る
JW:Oh! Where did I go wrong?
おや、どこで間違えたのかな?
DR MORTIMER: When you started asking me about my patients.
あなたが私の患者について聞き始めたときよ。
JW:No, you see, I am one of Henry’s oldest friends.
違うよ。僕はヘンリーの古い友達なんだ。
DR MORTIMER: Yeah, and he’s one of my patients, so I can’t talk about him. Though he has told me about all his oldest friends. Which one are you?
そうね、そして彼は私の患者。だから彼のことは話せない。それに、彼は私に古い友達のことは全部話してくれた。あなたはそのうちのどなたかしら?
JW:A new one?
(BOTH SCOFF)
新しい友達かな?
(お互い、あざ笑う)
scoff:あざ笑う,冷やかす.
JW:OK, what about his father? He wasn’t one of your patients. Wasn’t he some sort of conspiracy nutter, theorist?
わかったよ。彼の父親は?父親なら君の患者じゃなかっただろ?彼って、ある種の陰謀の狂人ってことはなかった?理想家とか?
conspiracy:陰謀
nutter:狂人、変人
theorist:理想家。空論家。
DR MORTIMER: You’re only a nutter if you’re wrong.
あなたはただの馬鹿ね、もしあなたが間違っているなら。
JW:Hmm. Was he wrong?
ふーん、彼が間違ってた?
DR MORTIMER: I should think so.
そう思うべきね。
JW:But he got fixated in Baskerville, didn’t he? With what they were doing in there. Couldn’t Henry have gone the same way? Started imagining a hound?
でも彼はバスカヴィルに固執してただろ?バスカヴィルで行なわれていることに対して。ヘンリーが同じ道を行ってるかもしれないだろ?ハウンドをイメージし始めてるだろ?
fixated:通常はonを伴って、固執する。inがつくときは固定するとか?
DR MORTIMER: Why do you think I’m going to talk about this?
なぜあなた、私がそのことについて話すと思うの?
JW:Because I think you’re worried about him. And because I am a doctor, too, and because I have another friend who…might be having the same problem.
なぜなら、君は彼を心配しているから。そして、僕も医者だから、そして僕にはもう一人の友人がいるんだ、おそらく・・・彼は同じ問題を抱えてる。
FRANKLAND: Dr Watson!
ワトスン先生!
JW:Hi.
どうも。
FRANKLAND: Hello. How’s the investigation going?
どうも。捜査の進行状況はいかがですか?
JW:Hello.
どうも。
DR MORTIMER: What investigation?
何の捜査?
FRANKLAND: Didn’t you know? Don’t you read the blog? Sherlock Holmes!
ご存知ない?ブログ読んでませんか?シャーロックホームズですよ!
DR MORTIMER: Sherlock who?
シャーロックって?
FRANKLAND: Private detective. This is his PA.
私立探偵。こちらは彼の助手。
JW:PA?
助手?
FRANKLAND: Well, live-in PA.
そう、同居してる助手。
JW:Perfect.
ヤラレタ。
JW:Uh, this is Dr Mortimer. Henry’s therapist.
こちらは、モーティマ先生です。ヘンリーのセラピスト。
FRANKLAND: Oh, hello. Bob Frankland. Listen, tell Sherlock I’ve been keeping an eye on Stapleton. Any time he wants a little chat… All right? Oh.
どうも、ボブ・フランクランドです。いいですか?シャーロックに私がステープルトンを見張っていると伝えてください。いつでも彼がお話したければ・・・いいですね?
JW:Ah.
あー・・
DR MORTIMER: Why don’t you buy him a drink? I think he likes you.
彼にご馳走してあげたら?彼あなたのこと好きだと思うわ。
HENRY’S HOUSE
SH:Morning! Oh, how are you feeling?
おはよう!気分はどう?
HK:I’m… I didn’t sleep very well.
ああ、あんまりよく眠れなかった。
SH:That’s a shame. Shall I make you some coffee? Oh, look. You’ve got damp.
それは残念だな。コーヒーを淹れてあげようか?
あっ、あそこ。湿ってるぞ。
※ってここ、注意をそらしたんですよね?
HK:Listen. Last night… Why did you say you hadn’t seen anything? I mean, I only saw the Hound for a minute but…
あの、昨夜のことだけど・・・なんで何も見ていないなんて言ったんですか?つまり、僕も少しの時間しかハウンドを見ていないけど、でも・・・
SH:Hound.
ハウンド。
HK:What?
何?
SH:Why do you call it a hound? Why a hound?
どうして君はハウンドと呼ぶんだ?なぜハウンドと?
HK:Why? What do you mean?
なぜ?どういう意味です?
SH:It’s odd, isn’t it? Strange choice of words, archaic. That’s why I took the case. “Mr Holmes, they were the footprints of a gigantic hound.” Why say “hound”?
変だよな?言葉の選び方が変だ。古風だ。だから僕は依頼を引き受けた。「ホームズさん、それは巨大なハウンドの足跡だったんです」なぜ「ハウンド」と言うんだ?
archaic:古風な、アルカイック
HK:I don’t know, I’ve never…
わかりません。僕はちっとも・・・
SH:Actually, let’s skip the coffee.
実際は、コーヒーはキャンセルしよう。
ここのactuallyは、どんな意味でしょう?
actually、この場合は若者ことばでいうところの「ていうか~」みたいな感じじゃないでしょうか。「実は」「正確には」という意味は薄れていて、あまり意味なく使うところが似てる!と思います。同じように、totallyは「超~」だ!という理解で使ってます!
泡立て器はなんと言うか?の記事も楽しく読ませていただきました。身近で多用途のものほど、色んな言い方がありますよね。
逆に、トイレのつまりをカッポン!と直すあの道具、日本語でなんていうんでしょう。海外であれを買おうと思った時、英語でも日本語でもわからなくて、辞書を引くことすらできず、結局ジェスチャーで買った経験があります。その後英語名は判明しましたが、日本語名はわからず、仕方ないので今も英語で呼んでます。
なるほど~「っていうか~」ですね。
あれも私なんかはちょっと聞いてて「いらっ」とすることがありますが(笑)間投詞ですね。
ところで、トイレのつまりに使う道具ですが、そういえば私も名前知らないな~と思って調べました。
「ラバーカップ」、「通水カップ」というらしいです。へ~。
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%83%E3%83%97
ジェスチャーって究極ですよね!
異文化コミュニケーション楽しいです。