おてんとうさんのつぶやき & 月の光の思案 + 入道雲の笑み

〔特定〕行政書士/知的財産管理技能士/国家試験塾講師等が生業の巷の一介の素浪人の日常

最近の句

2012-04-25 | ◇ 一 句  &  一 文 


自由律俳句が好きで ときどき いたずらに遊んでいます
ここ二年ほどの句を

お時間があって
もしも 興味をお持ちなら どうぞご覧ください


あのことは あれでいいと 霜の朝


 
   

理由なぞり探しながらもまず生きてみるか





かじかむ夜の雪道にも夢





夢を確かめつつ歩いた日々が 点々





夏思う冬空の心に暖さえ





深夜の湯 オリオン座を被って入る






たった今も地球は回っているあの思いを乗せ






遠い夏の陽光のまぶしさ心と瞼にひっついて








夏の少年に夕闇






時の流れすごいあれほどの思い薄めてくれて今日という日





愚かさを貫いてしまっても五月の宵






すまなかったと言い続ける盆夕暮れ






野の草と八月の光の中に暫し佇みまどろみ






矜持などというものもなく 雨の朝 四月






今 この世にはもういない男のサックスを聴いている 冬






少年の日々という日々があって








つたなく学んだ机の傷があって









世の邪魔にならぬ孤高で 月を眺め







お粗末さまでございました
さあ もう一仕事
といきたいけれど もう寝ます



 

 

 

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