おてんとうさんのつぶやき & 月の光の思案 + 入道雲の笑み

〔特定〕行政書士/知的財産管理技能士/国家試験塾講師等が生業の巷の一介の素浪人の日常

タイプ

2008-06-10 | ■ サマザマな おはなし

知識の吸収の形として

読んで覚える
書いて覚える
聞いて覚える

この3分類が基準だと思われますが

私は 断然 聞いて覚える派なのです
(ある意味 楽です 話し手によりますが 
もっとも聞き手の能力も問題ですがそれは都合よくさておいて)

本来は 何々講座とかと銘うったものをたくさん利用できれば
よいのですが そういう手段ばかりも採れず
(経費・時間・機会などの関係で)

書きながらでないと 頭に入らないという友人もいますが
タイヘンでしょうね

やはり 読んで覚えることが主流になりそうです

そこでいつも悩むのが 基本書類の選択です

今は 知的財産権
    ファイナンシャル プラン
    マンション法務関連
    社会保障(年金・保険)
を中心に 並行的に知識の積み重ねをすべく読みまくっていますが

まず 加除式にすべきか
    単行本にすべきか

単行本も やや高額な相当なページ数の一,二冊に絞るか
中間的なページ数のを分野専門別に複数冊のほうが無難か

出版社も 著者も 散らばしたほうがベターか

年内新刊のものに限るべきか(法令改正がすごい分野がありますので)

などなど けっこう悩みます

そこで わかること

選択の ラッキー アンラッキー あります
立ち読みしたページだけでは なかなかつかめない
選択基準が徐々に結果となって現れ
じっくり読んで
ガッカリ か なかなかグー か
はじめて判る

無名と言ってもよい方の 渾身の書もあれば
大家の 凡作もあり
最近主流のネットショップでは まったくのところ賭けですね

できれば 書店に出向き 内容ももちろん
フォントなども確認して買うように努めてます

なにしろ 正真正銘の老眼ですし 能力はモチロン
脳力も
霞んできてますから



             



思い出しました
最初に読んだ 本といえそうな本

わたしは [クオレ物語]でした

我が家はそれを手に入れられそうな環境ではなかったから
たぶん 学校の図書館で読んだのでしょうね

題名だけは はっきりと覚えてます

それにしても最近の出版界
競争も激しく 経営もたいへんそう
洪水のような新刊書
選ぶのも たいへん

途切れない膨大な新刊の連続には
業界の 切ない訳があるそうで

最近 はじめて知りました

いわば 一種の 決済手段だそうで

売れ行きがよくないとき
本来は返さなければならぬ先使い代金の代わりの 物納なんだとか

とにかく よい本 を

そうでないと 本が かわいそうですからね

               

   



学業

2008-06-08 | ■ サマザマな おはなし


4、5件仕事で抱えている案件があるが

最近はそれほどあわただしくなく
今日は朝から鴎外の子どもさん 三男 類さんの
≪鴎外の子供たち≫を読み返していた

いつも決まったところで ブレーキがかかる

16歳頃のこと 絵の先生に関してのあたりを筆頭に
分かっていても毎回 やや涙してしまうページがある

類さんは 鴎外も困ったほどの学業成績の悪さで
母 志けさんも手を焼いたように言われているし
本人も多少それを認めているようなふしがあるが
こういう文章を読ませていただく限り とても信じられない
あれほどの文章を残す人が・・・
(失礼を覚悟で書かせていただいている)

お子さんそれぞれが 独特の文体で
さすが と どうしても思ってしまう(これまた 失礼を覚悟で)

私が鴎外を好きなのは その人間性です
(偉いからとか 頭がいいからとか そういうことではありません
人間くささ とでもいうか・・・)

華々しい履歴はほとんど 興味ありません
人生観に教えを乞うた
というのが最初です
(そんなことは自分で片付けなさい と あの髭に言われそうですが)

常人とは けたはずれのエリートであり ずばぬけた才能の陰にある
なんと表現していいのか分からぬ もの静かな悲しさ

鴎外に深い関心を持った方はたくさんおられますが
私自身も興味を持つ代表的な人達として

永井荷風
太宰治
松本清張
吉村昭さんらがおられますが
どこか 似ているところがあるような ないような

とにかく 名門のなかでぐるりを囲まれた類さんの少年期の日々を思うと
いろいろ考えさせられます

せつなくて せつなくて

今の子達も 勉強 勉強と 毎日毎日言われているのかな
[周りは周りで 切なかったでしょうね
鴎外はどんな貌で語ったのでしょうね 
類さんも 大好きなお父さんに言われたら
切なかったでしょうね
鴎外自身は たびたび言ったわけではないような気がしますが] 

《想像してみたら 余計 類さんがドンドン可愛そうになりました》

梅雨の合間の
事務所の窓から眺める雲
いろんな色で 形で 自由そう




     


 


      

 

    

      

 
   

 

ありがたいような?

2008-06-06 | ▽ タワイモナイようなお話も あるけれど


どうしても手に入れたかったCD

いろんな方向から調べ上げていたのですが
灯台下暗し
ネットショップに載ってました
(あきらめかけていた頃 偶然に飛び出たのです 画面に)

もっとも 国外から取り寄せで
2週間過ぎた今も 連絡待ち

それに ほぼ通常の3倍くらい?の値段
(航空輸送代かな?)
あの時あきらめていたら 8000円ほど小遣い減らなかったのに
見つかって ありがたかったような そうでないような(冗談)

でも 楽しみ

動機は 少し変なのです
このCDは 実は 100円ショップで200円で買いました
たいした演奏じゃないんだろうな
と 思いきや
グッと来てしまったのです
ところが トランペットとギターは誰だか書いてあるのですが
ほかは曲名だけ
ライナーノーツとはとても言えない物が添えられていただけで

演奏日とかメンバーとか収録場所とか・・・気になって 気になって
結局 高価なCDなんだけど手に入れたくなってしまったのでした

つまり ライナーノーツが一番の目当てなのです

困った性分

心配は 在庫切れ

定期便で必ず来日してね

あこがれのCD君


       


 


      

 

    

      

 


それぞれの・・・

2008-06-05 | ■ サマザマな おはなし


それぞれの考え方があって自然 だと思うのですが

とくに 政治・宗教・人生観などを話題にするとき(やむを得ずそのような場面も)
どうしても身構えます


私は基本的に
 
人間はその状況その立場で変わることだってあり
あそこではあの発言だが真相はこうで
こちらではこの発言になっているがその真相だってこういうことなんだ
一応は背景なりを説明させて

という考えなので 
政治的にこの路線の他はあり得ない
宗教はとくにこの教義が絶対
人生観としてこれこれを芯に持ってない人間は信用できない

などというような考え方には どうしても違和感を持ちます

人間は 機械ではないのですから

(もちろん 信念に生きることは尊いことですが 独断的な基準だけでは肝要な面で調和しないことに・・・)




20代の頃 ある友と会話する機会が続きました
悩みすぎてる風?な当時の彼でした
どうしも意見がすれ違う場面が多く

おまえはそんな風に とても悲観的だけど
この雨があがって 青空になった午後 
ひさしぶりに街に出て おいしいコーヒーを飲んで 
コーヒーだけじゃ おまえにはカッコよすぎるので
無口なあのラーメン屋のおやじの店で塩と醤油2杯おかわりして
トボトボ電車道を散歩してると 
パンクで困っている女性が一人
それがなんと
あの とっても愛らしいおまえの片思いの彼女
そんなふうに
自転車を直してやるチャンスがなぜか偶然訪れて
それをきっかけに 一言でも言葉を交わしてごらんよ


ガラッと 心模様も替わって 
お前が生きていくための芯にしてた改革運動思想とやらも
色合いが変わると思うよ
俺なんかは 普通の ごく普通の人間だからさ
一生 政治観も宗教観も まして人生観が変わるわけがない
なんてことは とても とても言えそうにない
人間そんなに窮屈には生きられない・・・と思うのだけど
と 
つまり 場合によってはこだわりを捨て 変わることも大事

偉そうに力説しました


若いときからよく思いました
一貫して正義のため 民衆のため 公正のため 真の正しい思想のため ただただ間違いのないこの一筋の道だけを
なんて大声で公言してるのを目にすると

どこか違うのでは

人生というもの それほどには 明確単純簡潔ではないと
人間 一色では描ききれないのでは と



空気を読めない方 いますね あちらこちらに

その場で作られつつある多数者の実質的な利益を
どうしても受け入れない方(自分の基準だけが最優先の方)
最近 目に付いてしまうことが多く

それも いわゆる大人の 
自分だけの容赦の無い独断基準からの行動が

いつも言うことですが
子どもたちの悲しい目は とってもいやです
大人のわがままで 子どもたちを悩ませてはいけないと思います

そんなわけで
自分ももちろん すこしでも これからの人のために
努めねば
とは 日頃思いつつも・・・・

それにしても
とんでもない大人に関するニュース 
多すぎます

ときによっては 周りの者のシアワセのため
自分の基準を操作せねばならぬことにさえ
気付こうともしない大人?の一群


明けない梅雨は無い
そう 夏の陽まではもうすこし

本当の大人とは

自問しながら とにかく 歩こうと思ってます


 


      

 

    

      

 
   


 

 

 

 


早いです

2008-06-03 | ■ サマザマな おはなし

早い入梅です 今年は

間違いありません と ことわりを入れるかのように
連日の曇り模様と雨模様の繰り返し

今日も朝から雨

この季節になると きまって思い出される風景があります


小学校6年の秋まで 福島県いわき市に住み
山のふもとの家から そう ほぼ片道4キロを歩いて
学校へ通ってました

少年の足にはなかなか手強く 雨の日などはとくに嫌で

でも ある地点に来たとき その足は元気になるのでした

学校まであと800m?ぐらいの地点

坂道を登り始めると直ぐ

それは それは みごとなアジサイの花の群れ

その庭は ほんのささやかな 炭鉱の住宅街の一角に

今のようにはあまり品種が豊富でなく
潔い 素敵な藍色に近い一色だった ような記憶があります

今にして思うと そこは 粗末な炭鉱長屋のとある玄関先

でも 憧れてました 
あんな家に住めたのならいいのになー


長屋が 住宅としては中級以上に見えました

それなりの一軒家は御殿に見えました

そのような住宅事情の世でした

この季節になると 毎年必ずといっていいほど
そのアジサイの塊が目に浮かびます


みんな雨の日も
学校目指して

ガンバッテ

窓から見える登校風景
一年生はなんとなく分かります

雨の日の学校は 遠い  遠い

                                


おそろしいこと

2008-06-01 | ■ サマザマな おはなし

すごいですね

なにがって
いんたーねっと
いや
インターネット

最近のこと
ぜんぜん予想もしない地球上のとある箇所から
全く予想もできなかった友? の
メールが飛び込みました

如何して分ったの
と 思わず問いただしてしまいました(20年ぶりぐらいの再会なのに
懐かしさよりも前に驚き)

【徳男】と打ち込んだら
出ちゃったよ
インターネットに


言われたとおり 私も【徳男】とキーをたたいてみると

出ましたね 一発で 

畠山徳男行政書士



驚き 
あらためて 一種の感動と 
恐怖


もうこうなったら 世界中の人の目に触れているんだから
怖いものなんてありません
嘘のない範囲でブログを書きまくろう


変に居直りました


でも このあたりのことは ブログというか
ホームページを持った段階で覚悟していたことなんですけどね

あらためて すごいことだ と ビックリしなおした次第です

ちょっとした小話で

おそまつさまでした