おてんとうさんのつぶやき & 月の光の思案 + 入道雲の笑み

〔特定〕行政書士/知的財産管理技能士/国家試験塾講師等が生業の巷の一介の素浪人の日常

マンション管理運営においての不動産評価等のことなど

2020-12-10 | ◆ マンション管理業務  《 全般 》

 

 

〔 それぞれ 登場する数値は 概略の数字 として理解をしていただくことの
  ご了承をお願いいたします 
  が
  ある意味 近年 公の出している情報を参考にしての 記事 です 〕

 

マンション購入時の世帯主平均年齢は40歳前半 中古マンションの場合は45歳頃
分譲一戸建てと注文住宅を購入する場合の平均年齢はホボ横ばい といわれています

マンションを購入する方の平均年齢は 毎年上昇傾向にあり

住宅購入2回目以降の世帯主は 全体のおよそ半数を50代以上が占め 分譲
マンション購入世帯主の平均年齢は50代後半 中古マンションではホボ60歳

ということで 
住み替えで新たに住宅購入の際は 一戸建てよりもマンションを選ぶシニア層
が増えている 
と いえそう

1990年代前半までは郊外への人口流出がありました が 近年は利便性の高い都市部の人口
が増加する「 都心回帰 」の傾向がありました 
が 巷の この異変ありといえる現状からすると どのように推移するでしょうか???

 

今 よく相談されること
『 売ってしまうべきか いや 未だその時期ではない のか 参考意見を訊きたい・・・・のですが
 不動産業者ではなくとも 我々よりは イロイロ 情報を持っているのでしょう ネ 』

 

不動産売買に関する法規・法制相談などもあり 首都圏にある持家の貸家としての活用続行か 
あるいは
英断売却処理か の相談も身近な方から受けたりしているので いろいろ考えさせられます
あらためて サマザマな情報を見直したりしているところ です

 

「終活」も注目されて 老後のライフスタイルを積極的に考える人が増えていることを
今までとは違うレベルで感じます
老後は子供世帯と同居するものという価値観が主流でした が
生涯未婚率増加や高齢になろうともできるだけの自活を目指す という方の増加などから
専有部面積の小さなマンション暮らしを選ぶ人が増えているという情報も多くなっている と 
いえますし・・・

 

家の購入には 多くが30年ほどのローンを組むため 50代ではまだ借入金が残っていることも多い
でしょうか・・・
ローンが残っている家を売却する場合 売却代金で借入金を一括返済する必要があるでしょう が
売却金額が借入金よりも低かった場合には 新しく購入するマンションを担保に前の家の残債をも
含めた「住み替えローン」を組むことも可能でしょう が それまでの住居が思ったほどの金額で

れないこともあります

一般的にですが 築20年経過した一戸建ての評価額はほぼ ゼロ で 土地代だけの評価となって
しまい マンションの場合は新築時の半額程度になることが多い ともいわれたりします(モチロン
いろいろな要因で サマザマ ではありますけれど)

 

 

最近あった相談者の方の例からしても 以上のようなことが 実感されました

「リバースモーゲージ」 というシニア世代ならではの金融商品もあり その知識が必要になる方も
これからは増えていくかも? という気配があります
概略ですが 55歳以上80歳未満を対象にして 自宅を担保に金融機関や地方自治体からお金が
借りられるサービス と 一応いえそうです(各々の地で 具体的詳細なことは確認が必要ですが)
毎月の返済は利息分のみ 元本は死亡後に自宅を換金して一括返済するシステムであったりします
ので 不動産を相続する人がいないシニアにおすすめ なのかな といえそうです
一戸建てのみで利用できる商品のようでしたが 都市部のマンションに対象を広げた金融機関も
登場しているようです

 

 

不動産関連知識取得は マンション管理士としては 当然タイセツにしなければならないことであり
折々点検しないと 顧問先の相談を受けることもできない し 不動産の関係のファイナンシャル・
プラ
ンニングの初歩的な知識では トテモトテモ 売買取引現場などの様子を実感するには足りない
ことを
痛感 
させられます

 

本日は マンション管理組合の管理運営にも関係する 不動産関係情報のことの記事でした

情報処理の手法も さらに学ばなければ と 思っております

 

               http://toku4812.server-shared.com/ibarakihatakeyama.html