昭和のマロ

昭和に生きた世代の経験談、最近の世相への感想などを綴る。

三鷹通信(336)第29回読書ミーティング(2)

2019-04-15 08:53:50 | 三鷹通信
 ビジネス書といったって、いろんなジャンルがあります。講師は分かりやすく図式化してくれました。
 
 *ビジネス書といえば、本来はスキルアップや苦手の克服、ビジネスに必要な知識を求めるものだったはず。
  それが、特に一昨年あたりから、「健康、教養、話し方、メンタルなハウツー、人間関係」と多様になってきた。
 *吉野源三郎の「君たちはどう生きるか」は漫画化で大ブームになりました。

 *「人間関係」は今や旬のジャンル。
  ◎ 田村耕太郎の「頭に来てもアホとは戦うな!」は2018年ビジネス書売り上げ第1位(トーハン調べ)
         
  ◎ Jam著「多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ」
  
  ・・・まさに人を喰ったようなタイトルで、現代社会の悩みを解決する。
  
  
  目の付け所がナウイっていうか・・・


 

三鷹通信(335)第29回読書ミーティング(1)

2019-04-14 18:39:53 | 三鷹通信
 昨日は現役編集者が主宰する読書ミーティングが三鷹市連雀コミュニティセンターで開催された。
 参加者はボクのような単なる読書愛好家というより、出版や編集に関わる専門家が多い。
 今回は新しい方、それも魅力的な女性二人が参加された。
 
 まず、主宰者から最近の出版業界の傾向について説明があった。
 最近の傾向として、ビジネス書売り場が活況である。
 先週のベストセラーは、樹木希林の「一切なりゆき」「120の遺言」が目立つ。 
 *「一切なりゆき」は3か月で100万部突破の新記録だそうだ。
 *樹木希林の<名言>
  ◎ 求めすぎない。欲なんてきりなくあるのですから。
  ◎ アンチエージングというのもどうかと思います。
  ◎ 「人は死ぬ」と実感できれば、しっかり生きられる。
  ◎ 不自由なものを受け入れ、その中に自分を入れる。
  ◎ お互いに中毒なんです。主人(内田裕也)は私に、私は主人に。
  ◎ 俯瞰で見ることを覚え、どんな仕事でもこれが出来れば生き残れる。

    ・・・たしかに。富士フィルムのCM「美しい方はより美しく。そうでない方はそれなりに・・・」
            死の直前の「万引き家族」はアカデミー賞候補になりました。
            ・・・その人柄が作品に反映されている。・・・       





エッセイ(523)懐かしのミニミニ

2019-04-09 06:27:46 | エッセイ
 今回参加できなかった方残念でした。たっちゃんからこれから定期化しましょうと、ご提案がありました。いいですね・・・。
 それで過去を振り返ってみました。
 
 4年前の農業公園。
 
 武蔵野公園でもやりましたね。
 
 
 太宰を巡るツアーも。
 
 ICU祭ツアーも企画しました。

 地域の、年齢も職業も異なる方との交流は楽しい思い出です。        


エッセイ(522)久しぶりでミニミニの連中と会う!

2019-04-08 07:30:46 | エッセイ
 久しぶりでミニミニの連中と会った。          
 
 みんな若くて、元気やね。
 農業公園の満開の桜の下、

「うちの会社にはAI社員が入社したぜ」
「ボクはマイニングやってて、この間中国の深圳にに行ってきたよ」
 ジジイには信じられないくらい新鮮な話題だ・・・
 また、心優しくも、羊水と同じ成分のがん治療薬を紹介いただいた。
 
 場所取りしてくれたたっちゃん、ありがとう!




エッセイ(521)再び、哲学者マルティン・ハイデガーに学ぶ

2019-04-06 18:25:21 | エッセイ
 哲学者ハイデガーによれば、人類は強欲のためにその、巨大な収奪装置に呑み込まれる危険性に瀕している。
 
 
 彼によれば<集立>あるいは<総がかり体制>とも呼ぶべき<Ge-Stell>、つまり人類がどんなにあがなおうとも抑止できないトータルシステムがあって、それは自己増殖していく魔物なのだ。
 
 
 例えば、彼の<技術論>によれば、<原子力>は徴用可能な破壊行為に向けて次々とかりたてられてゆく。
 <3.11>の原発事故は、人類のあがないきれない制御不能な<Ge-Stell>の断末魔の帰結だと。
 

 今、手がけている世に問う自作のために、ハイデガーも勉強せざるを得ないのか・・・。


エッセイ(520)堀池喜一郎さんから資料をいただきました。

2019-04-05 14:22:57 | エッセイ
 先日お会いした堀池喜一郎さんから、分厚い冊子が送られてきました。
 「愛知から提案する新高齢者社会のまちづくり」
 ご丁重なお手紙も添えられていました。
 ・・・ファンタジーは今の若い世代が情報化社会(都市化)の中で閉塞感にとらわれているのを救うものと、シニアの役割を感じてお話を聞きました。・・・
 ボクのいま取り掛かっている小説に気を配っていただいたのでしょう。その資料にと・・・。
 113ページもの分厚い資料です。

 *30年も経てば間違いなく、日本のみらず、世界中、社会は様変わりしているだろうと予測しています。
 今こそ、その時に備えて、対応を考えるときです!
 
 ご自身の論文も載っています。
 <3ガイ主義> 好齢ビジネスパートナー世話人、堀池さんお得意のキャッチフレーズです。
 生きがい、やりがい、ナイスガイ!
 
 。・・・いつまでも、過ぎ去った過去を懐かしんでいるんじゃない!・・・
  ボクはそう、ハッパをかけられた思いです。
  ありがとうございます。







       

エッセイ(519)ブログ開設して、4000回目を迎えました。

2019-04-04 05:37:38 | エッセイ
 このブログを開設してから10年以上経過し、今日4000回目を迎えました。
 いろいろ想い出はありますが、なんと言っても「レロレロ姫の警告」を出版して、三鷹市立図書館、本館そして駅前図書館に置いていただいたこと。
          
 そして、寄贈した松井一實広島市長から、ご丁重なお手紙を頂きました。
 

 朝日新聞社のモニターになって編集長と議論したことも・・・。
 
 三鷹市の仲間<ミニミニ>に入れていただきました。
 
 仕事でスエーデンへ何回か訪問した想い出も。
 
 茨城ゴルフ倶楽部の会員になって、受賞した想い出。
 

 家庭教師をした縁で、皇居の乗馬クラブで昭和天皇を間直に拝見したことも。
 
 我が家で14年というあり得ない長命で、人間のように振る舞った雀のチュン太が懐かしい。
 

 わたつみの豊旗雲に入日射し・・・さらに明日への気概が湧いてくる思いです。
 
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詩歌(26)令和の時代よ!

2019-04-03 12:07:01 | 詩歌
 「令和の時代」
 
       

 その心は、万葉の時に発し
 初春の梅香とともに
 風和らぐ五月の空へ
 
 平成から令和へ
 民心、和を受け継ぐ

 *今日でこのブログは開設以来3999回目を迎えました。明日は4000回目に突入します。





エッセイ(518)ボクの<桜>散歩道

2019-04-02 11:43:55 | エッセイ
 3月31日(日)新宿へ行く前にボクの<桜>散歩道を歩きました。
 第2小学校の校庭の大桜。
 富士重工寮の桜。
 武蔵野の雑木林の中を通って、
 国際基督教大学の正門前。
 そして、全景。
 レンギョウの黄色が映える。
 竹林と桜。

 礼拝堂。
 その奥には大学食堂。
 中へ入って見ました。
 近所の一般の人も来ています。

 素敵な<桜>散歩道でしょ?         



 

エッセイ(517)敬愛する友人医師と新宿で会う。

2019-04-01 09:52:13 | エッセイ
 昨日は大学時代、下宿仲間だったKくんに誘われて、新宿で会った。
 
 久しぶりの新宿駅はごった返していた。
 待ち合わせ場所の東口交番前。
 
 近くの<ライオン会館>でビールを飲みながら、横浜での学会の帰りだという先生のご高説を拝聴。
「胃がん?ほっときゃいいんだよ・・・」
「そろそろ引退時期だけど、なかなか放っておかれなくて・・・」
「医療業界でもビジネス屋の強欲さには圧倒されるね・・・。親族が入り組んでまるでドラマだ・・・」
「今年もハワイでゴルフ三昧だったけど、今度は上海でやるぞ・・・」
「<回遊魚>みたいなもんで動いていないと息絶えちゃうんだ・・・」

 彼は済生会病院や日本血管外科学会などの要職を歴任、今も健診センター長だ。

 まさに、<新宿の雑踏の魔力>のように圧倒されるばかりのご活躍中です。

 ボクも、手すりに縋りながらも、<書く>という行為で生き抜くことへの刺激を頂きました。 

 ただ今10時半、これから新元号が発表されるが、ボクの予想では<啓>が付き添う。啓明とか・・・。(以上蛇足)