昭和のマロ

昭和に生きた世代の経験談、最近の世相への感想などを綴る。

エッセイ(533)最先端病院の現状

2019-05-06 05:56:13 | エッセイ
 前日から足がふらつき真っすぐ歩けない。気がついたら救急車の中。         
 
 途中、「野村病院も日赤もダメだ・・・」という声が聞こえたようだが、はっきり意識が戻ったのは、西東京の武蔵野徳洲会病院の個室だった。
 

 担当医だろうか、パソコンを駆使してボクの失神の原因をネットでチェックしている。
 
 そして「これだ!これしか考えられない!」と叫んだ。
 「外傷性肝膿瘍です。薬剤を点滴することで大丈夫でしょう」
 
 
  大相撲の力士がよくかかる<蜂窩織炎>、ほら勢関とかが苦労してたやつ。
 
 治療法が確定したら、高い個室に居座る理由はない。
 
 *ボクはベッドに載せられたまま、点滴をつなげたまま、荷物を収納しているキャビネットもろとも、病院内を走る、走る。
 *病気の原因をネットで検索することも含めて、今どきの病院の合理的なシステムだ。

 *そして、患者は異常があれば呼び鈴を押して看護師を呼ぶシステム。
 
 *しかし、ナースセンターでは赤いランプがむなしく点滅するだけ。
 
 *看護師の不足は補いきれない! 


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